祖母の愚痴を聞く役まわり

祖母が誕生日なので、少し高いデザートを取り寄せて久しぶりに祖母宅に行ってきた


昔から祖母は「ぷんは何でもわかってくれる、優しい子」と私のことを認識していて


数年前までは私のことを気にかけてくれる感じがあったし、楽しく雑談も出来たから良かったけど、



ここ最近は会うと、誰にも言えない愚痴や気持ちの吐き出し場所として使われている感覚があった



今日はお正月ぶりに行ってきたら
案の定、愚痴のオンパレード



私が渡したデザートは隅に追いやり、
親族の悪口を言ったり、祖父の介護の大変さを話したり、最終的には「祖父を殺して私も死のうと思った」と語り始めた




介護が大変なことはわかる。
祖母が親族といて嫌な気持ちになったこともよく分かった。



普段から相談できる場所があった方がいいんじゃないかって言ってみたけど
受け入れる感じはなかった



楽しく会話出来たらいいなと思ってきたけど無理だったみたいだ



孫として、聞き役に徹することが正しいんだろうな…



でも、死にたい話をされて
心底困った



息子と娘がいるから私は死なないんだ!って強く主張されて


なんて返せばいいんだろう、
私になんて言って欲しいんだろう、
介護を何も手伝っていないことを責められているのかな、


色々考え過ぎてしんどかった


これが全く知らないおばあちゃんからの相談として
また、仕事として相談を受けるなら、しっかり話を聞けると思うし
辛いことを分かってもらいたいってこと理解できるから
共感していたわったりできたと思う、


本当の祖母には出来なかった



耐えられなくなってすぐに帰ってきてしまった





こんな孫でごめんなさい……




わたしはいつも誰かの聞き役に徹する

大人しく聞いているから、みんな話し続けるのかな

私の話は誰が聞いてくれるんだろう