気をつけてみていると、足元に
しにたいしにたいってやってきた人生だけど、これはいつか報いが来るのかな。
おれの為に死なないでいて って言ってくれるような人でないと、私のことはきっと救えないしひとはいつも自分の力で自らを救ってやるんだよ。
わたしは道徳の授業が嫌いだったね。
7歳の頃、授業をサボって保健室で見てた校庭は砂埃がきらきらきらきらしてて、ここじゃないどこかに行きたかったね。
習い事の帰り道に何度かひとりで泣いたよね。
たかが習い事の趣味なのに、なんか怒られたりして悔しかった。
自分の好きに生きる以外にやることはないのに、私のやりたいことって死ぬことだけだ。
毎日1回は死のうと思う。
綺麗な月を見て、やっと死ねたような気持ちになった。
お友達とすきなひとがいて、幸せだから死んでおく。
私が知るだけの小さな社会で、僕は合わないからさ、死んだ方が生きやすいと思う。
私のお部屋、お香の煙がまっすぐに上がるんだ。
このままわたしも一緒に昇って行ける気がする。
全然、毎日たのしいしみんなが好きだし、感謝と愛だらけで、美しいものを創り守ろうとするひとがたくさんいて、みんなが誰かに愛されていると信じさせてくれるような、そういう日々が大好きだよ。
悩みもないし、暗い気持ちなんかじゃない。
わたしはたぶん、生まれて幸せだよ。
この世に生まれて、みんなに出会えて、しあわせです。
だけどやっぱり、報いだと思う。
どうか、どうかしあわせになってください。