天真爛漫な花たち
今は、薔薇も終わって、ユリがシーズンを盛りと咲き誇っています。
サイズも大きいし、色も派手だし、いかにも咲き誇っているという言葉がぴったりときます。
大空に向かって、背伸びをするように大きく、パッカーンと咲いています。
花言葉は純潔らしいのですが、私だったら、能天気とかつけますね。
こんなにのびやかで、能天気な咲き方をする花を私はほかに知りません。
いや、ひまわりもそうだったか。
チューリップもそうかもしれない。
そうすると、この手の咲き方をする花は意外と多いかもしれない。
だ、だからどうした。
ユリは存在感があるので、妻もお気に入りです。
銘柄もいろいろあるらしくて、説明を聞きますがさっぱり頭に入ってきません。
この花はスカシユリといわれたような気がします。
色々な色の花があるので、いきおい、沢山の鉢を作ってしまい置き場に困ります。
工場の敷地や、自宅の玄関に置き切れなくなり、ご近所さんの玄関にも置かせていただいています。
ですから、当店のご近所一帯がユリの良い香りに包まれているって感じがします。
通りを行き交う人も思わずこのあたりのユリに目を留めておられます。
ユリはシーズンが長いので、しばらく楽しめます。
でも、シーズンが終わると、花びらが、いさぎよく落ちてしまうのですよね。
花びらのサイズが大きいので、このときの私のショックは大きいです。
ああ、散ってしまったのですね。
いままで花のあった空間に、ぽっかりと穴が開いてしまったようです。
名残り惜しいですが、また来年会えるのを楽しみに待っています。
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