娘のプチ登校拒否で無職になりました
無職になろうとしたキッカケはいくつかあるけれど…
そのひとつは娘のプチ登校拒否
無職になって2年…お金のために働かないとどうなるのか?の人生実験していますLimoです。
娘が小学4年生の夏休み後あたりから小学校に行くのを渋り始めた。
娘がプチ登校拒否から10ヶ月ちょい、母が無職になってから1ヶ月で小学校大好きに変化した経緯をまとめました。
先日、友人から…
「最近うちの子が、学校に行きたくない、行きたくないと毎朝ごねています」
とメールをいただきました。小学3年生のお子様とのこと。
子育てあるあるですよね。
両親が忙しい時に限って、子供が発熱したり、学校行きたくない主張はよくある話。
一過性かもしれない。
でも、何かしら深い原因があるんだったら、無理に学校に行かせても、親子関係に大きな歪みを残すことになったりしちゃうかもしれません。
さて娘がプチ登校拒否になってLimoがやったことは…
・無理に学校に連れて行かない
・娘の話をじっくりと聞いてみる
・娘の希望により習い事を全てやめさせる
・登校拒否や代替教育を調べる
・娘をカウンセリングに連れていく
・学校を休んだ時はデジタルは禁止
・デジタル以外の好きなことは自由にやらせる
・無職になることを考える
・平日に遊びに連れていく
その結果、娘のプチ登校拒否はスルリとなくなりました。
少し詳しく綴っていきますね。
・無理に学校に連れて行かない
Limo娘の場合…
小学4年生の夏休み後あたりから体調不良を訴えて、学校を休みたいと言い出すようになりました。
もともとLimo家では、娘に有給休暇(気が向かない時には学校を休んでいい日)を1学期に1日OKにしていました。
それが1週間に1回になり、どんどん増えて。
話を聞いて登校させたり、時間差登校を使ったり、工夫はしてみたんですが、そのうち娘は寝起きに身体が怠かったり、腹痛を訴えたり。
気づけば、週の半分くらい学校に通えれば御の字な状態になってしまった💦
その時のLimoの気持ち…
まさに、
「こんな時に…」
その当時、Limoはアートフェアへの制作が行き詰まり、追い詰められて、頭を抱えていた時でした。
期限があるのに作品ができない焦りの中、
登校拒否や代替教育を調べたり、カウンセリングに連れて行ったりと翻弄することになる。
・娘の話をじっくりと聞いてみる
娘に話を聞いてみると…
プチ登校拒否に理由らしい理由が見つからなかった…
いじめられているわけではなかったし、
嫌な先生がいるわけじゃなかったし、
学校に行ったら行ったで楽しい面もある。
もちろん、家庭でも虐待などがあったわけでもない。
ただ朝は身体がとてつもなく怠い。
ただ家にいたい…
少しゆっくりしたい。
家にいて自分のしたいコトをしていたい。
「だから習い事も全て辞めたい」
それが娘の主張だった
それをどこまで親が許容するのか?
・娘の希望により習い事を全てやめさせる
答えは見つからなかったが…
とりあえず、習い事は全てやめるのを許可しました。
小4娘の習い事は
毎日のオンライン英会話
週4日のバスケ
それまでも、娘の強い希望ではないのに、
週3で英語学童
水泳
体操
などを娘は文句を言いながらも、こなしている時期があった。
Limoは娘を習い事漬けにしてしまっていたのを反省した。
・登校拒否や代替教育を調べる
登校拒否や代替教育を調べたりしていくと、案外、登校拒否になっても大丈夫そうだなって気になってきました。
そもそも、公立の小学校に通い始めてから、娘の良い意味での個性が失われいった感覚があったので、これはこれで良いのかもしれないとすら思い始めていた。
どちらかというと
・娘を無理やり学校に連れて行った方がいいのか?
・時間差登校をさせるのか?
・休ませるのか?
そんな毎日のせめぎあいと葛藤の渦が半端ないストレスだった。
ような気がする。
・娘をカウンセリングに連れていく
Limoが娘の登校拒否を少しポジティブに受け入れ始めてから、ふとカウンセリングに連れていくことを思いついた。
「専門家に相談してみよう」
登校拒否もそうなんだけど、どちらかというとデジタルに没頭している娘を心配してのことだった。
ゲーム依存症を診察してくれるクリニックをリサーチして、2回ほど通った。
結果、
娘の場合、ゲーム依存症までには至っていない。
今はその入り口。
「ゲームにかかわる時間をコントロールすることが必要」
ということが客観的に判明した。
・学校を休んだ日はデジタルは禁止
相変わらず、学校は行ったり行かなかったり、11時ごろ行ったりを繰り返す娘。
娘のデジタル依存対策のために、学校を休んだ日はデジタルを禁止にすることにしてみた。
そうすると、ゲームやりたさにちょっと登校率が上がった。
学校も行ったら行ったで、楽しいみたいだった。
一番、困ったことはその日にならないとLimoの予定が全く立たないことでした。
・好きなことは自由にやらせる
学校の授業はオンラインに切り替えてもらった。
しかしオンラインだと身が入らないご様子。
勉強の遅れは本人のスイッチが入ったらいつでも取り返しがつく
そう感じたLimoは、せっかくできた娘の自由時間は彼女の好きなことで埋め尽くしてもらうので、いいんじゃないか?と思えるようになってきた。
なので、たとえデジタルであっても
・絵を描いたり
・動画を編集したり
・リサーチをしたり、
そんな能動的なクリエイションだったらオッケーにした。
でも、
学校を休んだ日は
ゲームやYouTubeなどの受動的なデジタルの遊びはNGということに。
・無職になることを考える
なんとなく娘のプチ登校拒否が当たり前になりつつなった時、
ふと、私が制作に追い詰められているこの状態が娘に何かしら影響しているんじゃないか?と感じるようになった。
理由は分からない
でもただそんな風に感じた。
誰かが私に娘の登校拒否を使って何かを知らせようとしているんじゃないか?
私にとって娘は
血が通って、動いて、自分で考えてまさに私が生み出した成長する作品。
揺るぎないNo.1の存在。
それが私に何かを知らせようとしている。
3月にあるこのアートフェアが終わったら、作家活動から少し離れて無職になってみよう、そう心に決めた。
・平日に遊びに連れていく
娘は新学期が始まり、私は無職になった。
娘はどうせ半分しか登校しない。
だったら学校では経験できない体験を母と娘で深めたらいい。
そう思って、まず絵を描くのが大好きな娘を世界堂に連れていった。
そして娘は3万円分のコピックを自腹で購入。ワクワクしていた。
次に平日にお泊まりディズニーシー🏰
仕事をしている時はそんな時間もお金も心の余裕もないと思い込んでいた。
「ディズニー?人混みの中お金を使って疲れに行くだけ」
そんな風にすら感じていた。
だから東京でずっと暮らしているのに、娘はその時初めてのディズニーリゾート
完成度の高いファンタジーな世界と心温まるホスピタリティに満足気でした。
・プチ登校拒否がおさまる
Limoが無職になってから1ヶ月後、娘の登校拒否はスルリとなくなった。
それだけじゃなく
小学校が大好きになり、土日や夏休みさえもいらないとまで言い出した。
勉強が大好きになり、塾にも行きたい、
何かスポーツを習いたい
とプチ登校拒否から一転して、娘は行動的で前向きになった。
それから数ヶ月後、
娘はマレーシアへ単身留学を決意して、今はひとりでマレーシアで暮らしています。
。。。。。。。。。。。。。
私が無職になって、たった1ヶ月で娘は劇的に変化しました。
それは魔法にかかったようでした。
大切な人が楽しそうに人生を前向きに送っている姿。
無職になって、
「決してお金だけじゃ手に入らない」そんなかけがえのない時間が戻ってきました。
目標に向かってガツガツ人生を送るのももちろん素敵かもしれない。
でも一番大切な何かを見失わないように、気をつけたいです。
一旦、全てをリセットするための無職。
自分にとっても家族にとっても、かなりおすすめです。
さてさて、力を抜いて
無職を堂々と楽しみましょう。
。。。。。
「無職を堂々と楽しむ」
そんなLimoのライフスタイルにいっぱい問い合わせがあるので、noteにまとめています。
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作者:Limoについて…
手術室ナースから渡米しヘアメイクアップアーティストへ転身。
帰国後アートなヘッドピース作品を考案。美術家として活動。
2022年~世界をめぐりながら【暮らし】【旅】【子育て】のほどよいバランスを探求しつつ、ブログ「いろいろ人生実験中 by Limo」にて執筆中◉娘は11歳から単身マレーシア留学中◉
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キッカケをコンセプトにした作品
LimoPiece 572〜cue〜
何かが変わるキッカケって?
新しい体験だったり、誰かの言葉だったり、いろいろあるかもだけど、本当は何も関係なさそうな要素が混ざりあってそこまで繋がっているんじゃないかな?