不登校だった頃の話②
とにかく担任と会うのが嫌だった。クラスには仲の良い友達もそれなりにいたけど、小学校の頃に仲の良かった友達とは違うクラスになっちゃって、学校に行くのが楽しいってほどではなかった。
学校に行く理由より、行かない理由の方が大きなウェイトを占めてる。そう思った。
学校を休むと、当たり前だけどずっと家にいる。
本当にすることがない。コロナ禍で大学が半年間完全にオンライン授業になった時だって、ずっと家にはいたけどオンライン授業を受けてた。
長期間全くすることがないのは初めての経験だった。
ただ担任に会いたくないという気持ちが強くて不登校になったけど、担任にも親にも不信感を抱いていたから、別に家が居心地よかったというわけでもなかった。
本当に暇になると人間はどうなるのか。さまざまなことに思考を巡らす。歴史の教科書に出てくる哲学者って、人生めちゃくちゃ暇だったんだろうな笑
私は自分の存在価値を考えてた。社会とも隔絶されていて、何も得るものがない状態。将来性もないし無価値なんじゃないか?って思ってた。涙は出なかったけど、涙を流すという感情をこの時に失ってしまった気がする。
この結果、あらゆる感情に対する感受性が低くなったような。。。
この期間に鬱になって、自殺未遂して精神科に入院した(させられた)りもしたんだけど、ちょっとダークすぎる話になるのでそれはまた今度。(しないかも)
でも不登校の経験は今ではよかったと思ってる。別に自分を肯定できるようになったわけでもなく、むしろネガティブ思考になった出来事ではあるけど、、、
この経験のおかげで人生いろいろ諦められるようになったな〜。特にこの経験を思い出すときはいつもNoah'sArkっていう曲を聴きたくなる。
ちなみに、もう10年も前の話なので今はそこまでメンタルおわってないよ。
不登校から復活した話はまたいずれする(予定)
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