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京の川床 

京都には大きく2種類の川床がある。

一つは「ゆか」と呼ばれる町中の鴨川沿いの川床。

もう一つは山あいにある、こちらは「川床(かわどこ)」と呼ばれることが多いようだ。貴船が代表的だが、高尾、しょうざんにもあるらしい。

「ゆか」は、川に突き出したところに川床が設けられてはいるが、水面からの距離は遠い。

その点、「かわどこ」は水からの距離が近い。水に足をつけられるところもある。

今年(2024年)夏、久しぶりに貴船に行った。
子どもの頃は、河原で飯盒炊飯をした。川床を利用したかどうかはあまり覚えていないが、流しそうめんをした覚えはある。

通学に利用していた懐かしい叡電に乗って貴船へ。
川床のある店は高いし、予約しなければならないだろうと思ったので、
叡電に乗る前にコンビニでおにぎりなどを買い持参。

貴船駅で電車を降りると
貴船神社までのバス停への案内があったが
途中の川辺で食べたいと思ったので、乗らずに歩くことに。

ところがなかなか川辺に降りる道がない。なんとか途中の駐車場があるところから川に下り、川の水に足をつけながらおにぎりをほおばる。
気持ちいい!

町中より気温は10度ほど低いようだ。京都の町中は40度に近い30度台
ところが貴船は20度台。
だからこそ、30分(途中食事休憩の時間を除く)歩けたのだろう。

夏の京都、貴船はお勧め!
ただし、自動車で行こうという人は要注意。
貴船の中にも駐車場は何ヵ所かあるが、
行く前に空きを確認しておいた方がいい。

貴船神社の途中の駐車場で、
「ここは満杯で、この上の駐車場にも空きがないので
引き返してください」
と言われている車があった。
たしか、京都ではなく他府県ナンバーだった気がする。

町中のどこかの駐車場(こちらも空いているかどうかわからないが…)に留めて、公共交通を使うほうが利口だ。ただ、叡電もそれなりに混んでいるので座れないかもということは覚悟しておいた方が…

時期によるのだろうが…


叡電 窓に向いて座る座席もある。鞍馬行きなので天狗の飾りか…





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