りみっとのちょっとだけ怖い話(貳話)|#ちょっとだけコンテスト
本当は二つも投稿する気はなかったんです。
でも、あまりに不思議というかちょっと怖かったというか… そんなことが起きたので、投稿します。
それは、今日の未明の出来事です。
良い子はお布団でスヤスヤ眠っている時間です。
私だっていつもならちゃんと布団の中にいて、眠っているか、うとうとしながらスマホでネットサーフィンしているか…です。(ダメじゃん)
誰かの声が聞こえました。旦那ではありません。
ふと気がつくと、私はソファーでうたた寝していました。テレビも電気もつきっぱなしです。
「あらら… うっかり眠っちゃったのか。」
さっきまで隣りに旦那がいて、岡本太郎式特撮活劇を一緒に観ていたと思ったのに…
時計を見ると、夜中の1時少し前でした。
旦那は先に自室に行って、寝ているようです。
時々、テレビを観ながらうたた寝する私たちは、先に部屋で寝るときはテレビを消します。
別にルールではないけれど、だいたいいつもそうしています。
でも、今回は消し忘れていたよう。
やれやれだわ… なんて思っていたら。
「あ、岸辺露伴!?」
テレビ画面には私の大好きな俳優:高橋一生が演じる岸辺露伴が映っていました。
昨年末ぐらいに、NHKで漫画家:荒木飛呂彦先生の『岸辺露伴は動かない』の実写ドラマが放映され、もちろん観ました!ただ一話だけ見逃してしまったのですが…
今、目の前で放映されているのは見たことがある『ザ・ラン』。でも、その次が見逃した話『背中の正面』でした。予告編で見た藤色のスーツを着た市川猿之助がめちゃくちゃ怪しげで、見逃した時は悔しすぎて思わず『岸辺露伴は動かない』のコミックを買ったほどです。で、買ったのにこの話は掲載されていなかったという残念な結果が…
「嘘〜!!マジで?見るしかないじゃん!」
真夜中の幸運!
旦那よ、テレビ消し忘れてくれてありがとう。
観ましたよ。『背中の正面』も、その次の『六壁坂』も全部。夜中の3時近くまで。
お陰で、目がショボショボです。でも満足!
しかし、偶然とはいえ、なんとも不思議な話です。
うたた寝から目覚めたタイミングも
テレビの消し忘れも
再放送の時間帯も… というか、全く知らなかった!
ちょっと怖くないですか?
神様のくださったご褒美なのでしょうか?