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給食のプラスチックストローやめます!
福生市では令和4年4月から、学校給食で提供している飲用牛乳で使用するプラスチックストローの配布を取りやめ、パックから直接飲用する方式に変更となります。年間にプラスチックストロー約70万3千本(3700×190回)が削減できる見込みです。
これは、プラスティックごみを削減し、生態系の崩壊を招かない持続可能な開発目標であるSDGsの取り組みで、令和4年度予算審査において私が行った給食食材調達事業の質問で明らかになりました。先日、担当課にお願いして、どのようなものが実際に使われるのか確認させていただきました。
この取り組みは、江崎グリコ株式会社(大阪市)で牛乳を生産している全国の4つの工場(※)すべてで、4月から、学校給食で提供する牛乳のプラスチックストローを廃止することに伴うもの。各工場から納入する自治体の小学校、中学校、特別支援学校が主な対象となっています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000001124.html
※那須工場(栃木県那須塩原市)、東京工場(東京都昭島市)、岐阜工場(岐阜県安八町)、佐賀工場(佐賀県佐賀市)
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東京工場でから納入される、立川市、あきる野市、昭島市、武蔵村山市等の近隣の自治体でも牛乳のプラスチックストローが廃止されます。
学校給食でのプラスチックストロー廃止は、ひまわり牛乳株式会社による高知県での先進事例があります。
https://www.himawarimilk.co.jp/news/?No=96
今回の学校給食での取り組みは、子供たちが、地球と共生するための自然環境に対する意識を育む非常に大きなものだと考えます。
今後は、牛乳を飲めない子供やパックからの直接飲用に抵抗がある子供に対しては、どのように対応するのか注視していきたいと思います。