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-ction v.s. -xion
lacolaco さんの KDEE 通読の中で connect が出て来たのを受けて heldio でも取り上げられた -ction, -xion の綴字変化について Google Ngram で眺めてみることにした。
connection v.s. connexion
inflection v.s. inflexion
どちらも一時的に -xion が優勢になる場面もあるが、あまり長続きはせず、結局 -ction が通時的に強いということになりそうだが、一時的に -xion が盛り上がった背景が気になる。少なくとも上記2語においては盛り上がった時期も異なっているので、同じ要因だが波及のしかたに時間差が生じたのか、別の要因だったのか、気になるところだ。
Etymonline の -xion の項には英国で好まれ、米国では -ction といった説明もあったが、結局はラテン語かぶれ具合によるのだろうか? 語源的綴字ブームが一過性で、それが過ぎたら廃れたということなのだろうか?
-xion
ending favored in British English for certain words that in U.S. typically end in -ction, such as connexion, complexion, inflexion, as being more true to the Latin rules.
補記
堀田先生が hellog でも話題を展開されているので追記しておく。ここにもあの辞書編纂者の影が!?