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自分のコンテンツの著作権取得

自分で作詞した歌詞の著作権を確保するためには、以下の手順で著作権を管理することができます。

1. **著作権の自動発生**
まず、著作権は**創作した瞬間**に自動的に発生します。歌詞を書き上げた時点で、あなたはその歌詞の著作者となり、法的な保護を受けます。特に日本では、著作権登録をしなくても、著作物としての権利が認められています。ただし、著作権が自動で発生しても、**第三者による無断使用を防ぐための証拠**を持っておくことが重要です。

2. **証拠の確保**
著作権を証明するためには、以下の方法で作詞した日付や内容を記録しておくと良いでしょう。

- **作詞の日付を明確にする**:歌詞を完成させた日付がわかる形で保存します。例えば、歌詞のデジタルファイルの保存日時を確認できるようにしたり、郵便で自分宛に歌詞を送って未開封のまま保管する(タイムスタンプの役割を果たします)という方法もあります。
- **クラウドサービスの利用**:Google DriveやDropboxのようなクラウドサービスに保存することで、アップロードした日付が証拠として残ります。
- **デジタル著作権登録サービス**:オンラインで楽曲や歌詞の証拠を残せるサービスもあります。例えば、著作権タイムスタンプや証明書を発行してくれるプラットフォームを利用すると安心です。

3. **日本音楽著作権協会(JASRAC)に登録する**
さらに法的な保護を強化したい場合は、**日本音楽著作権協会(JASRAC)**に登録することを検討してください。JASRACに登録することで、あなたの歌詞や楽曲の著作権が管理され、無断使用された際には法的措置が取りやすくなります。

- **登録の流れ**:JASRACの会員となり、楽曲(歌詞を含む)を登録すると、その楽曲が利用されるたびにJASRACが使用料を徴収し、あなたに分配します。
- **手続きの費用**:会員登録にいくつかの条件や手数料がかかりますが、プロの作詞家や作曲家にとっては著作権管理の効率化につながります。

4. **他の著作権管理サービス**
JASRAC以外にも、他の著作権管理団体やサービスを利用することが可能です。たとえば、以下のようなサービスもあります。

- **NexTone**:JASRACと同様の著作権管理団体で、音楽著作物の権利管理や収益化をサポートします。
- **インターネットを利用した著作権管理サービス**:Tunecore JapanやDistroKidなどの配信サービスを利用すると、著作権管理と同時に楽曲の配信や収益化も行える場合があります。

5. **自分で著作権を主張する場合**
著作権を完全に自分で管理したい場合、他のサービスや管理団体に依存せず、自分で権利を主張し、必要に応じて無断使用者に通知や法的措置を行うことができます。著作権侵害が発生した場合、証拠がしっかり整っていれば法的に対応できます。

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これらの方法を使って、あなたの歌詞の著作権を確保し、無断使用や侵害から保護することが可能です。どの方法が最適かは、あなたの状況や目指す規模によりますので、適切な手段を選んでください。

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