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キラーアイドル (完全改訂版)

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この物語は、実話を基に、一部改変したフィクションとして描かれています。
 なお、登場する地名、団体名、個人名などは架空のものであり事実とは一切関係ありません。

Copyright© .23 ayami hoshino

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キラーアイドル

著者 星野彩美

「キラーアイドル (改訂版) - 都会で生きるアイドルの感動物語」


この物語を捧げるにあたり、一人の偉大なギタリスト、エドワード•ヴァン•ヘイレンに敬意を表します。
彼の指先から生まれる音は、まるで魂そのものが響くかのように私たちの心を揺さぶりました。
彼のメロディは時を超え、今もなお、世界中の人々に勇気と感動を与え続けています。
彼が刻んだ音楽は永遠に鳴り響き、その遺産は決して色褪せることはないでしょう。

この物語が、彼の情熱と自由な精神への小さな賛歌となることを願って――
偉大なるギタリストに、心からの感謝と哀悼を捧げます。

「実話を基にしたフィクション。都会の雑踏で生きるアイドルの葛藤と成長を描いた感動の物語。エドワード・ヴァン・ヘイレンへの敬意を込めた一冊。」


プロローグ

わたしは視線を向けられるのがもっとも嫌いなアイドル。そう……わたしは決してアイドルになりたくてなったわけではない。こんなわたし…あなたはおかしいと思いますか?

哭声こくせい哭悲こくひ
lyrics /来栖アサミ&ayami hoshino

堕落したおちた偶像アイドル称号しるし剥奪さうばわれた天使
翼を無くして彷徨いながら染める罪
自らの罪を知ったときすでに遅く
手枷されうな垂れる顔つきに面影なし

見るものすべてにギラつかせた視線
触ると切れ味鋭いナイフと銃口向ける
期待はずれの人生嘆いて罵声受けてる
冷えた心は静寂しきって思考停止状態

乱れる事ない寂しくもない無くした心
怒り狂うことなく押し殺してる私自身
個性を失った偶像は凡人に戻るために
自ら落とした翼を探して彷徨っている

少しずつ動き始めた白黒エキストラは
その色彩を取り戻そうともがき始める
人生ごちゃ混ぜにしてきたことを後悔
雲泥のような匂い放ち喚いても遅くて

押し寄せる高波に飲まれながら足掻く
狼の遠吠えのごとく叫んで慟哭してる
飄々としては人の心を弄び嘆きかける
自らの生きる道標示して欲するように

乱れる事ない寂しくもない無くした心
怒り狂うことなく押し殺してる私自身
個性を失った偶像は凡人に戻るために
自ら無くした翼を探して彷徨っている
喚きながら叫びながらの哭声と哭悲で

Copyright© .24 ayami hoshino

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59,463字
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