物語の流れを左右するキッカケ作り
物語の流れを動かすには、以下のような「きっかけ」を活用すると効果的です。
執筆中に、行き詰まり執筆の手が止まった経験はありませんか?わたしは、いつもです。
1. 事件やトラブルの発生:
物語に突発的な事件やトラブルを起こすと、キャラクターたちが行動を起こさざるを得なくなります。例えば、謎の手紙や事故などが良い例です。
2. 新キャラクターの登場:
物語に新しいキャラクターを登場させることで、新たな展開や対立を生むことができます。このキャラクターが重要な情報を持っていたり、問題を引き起こしたりする場合があります。
3. 秘密や真実の発覚:
キャラクターが隠していた秘密や真実が明らかになると、物語が一気に加速します。例えば、誰かの裏切りや過去の事件に関する新たな事実が発覚する場面です。
4. キャラクターの成長や変化:
キャラクターが成長したり、考え方や行動が変化することも物語を動かす要因になります。例えば、消極的だったキャラクターが勇気を出して行動を起こすなどです。
5. タイムリミットの設定:
緊迫感を高めるために、特定の期限や時間制限を設けることで、登場人物が急いで行動するようになります。例えば、大切なイベントまでに解決しなければならない課題などです。
6. 誤解や対立:
キャラクター同士の誤解や対立は、物語を大きく動かすきっかけになります。小さな誤解から大きな争いへと発展し、登場人物たちの行動を促すことができます。
7. 偶然の出会いや出来事:
偶然の出来事や出会いが物語を動かすこともあります。たとえば、偶然目撃した光景や道端で出会った人物が、物語に新しい方向性をもたらす場合です。
8. 選択を迫られる:
キャラクターが重要な選択を迫られる場面を作ると、物語が動き出します。選んだ道によってキャラクターの運命が大きく変わり、次の展開が決まってきます。
9. 自然災害や不可抗力の出来事:
自然災害や戦争、経済的危機など、キャラクターの意志に関係なく巻き込まれる大規模な出来事が発生すると、物語にダイナミズムが加わります。これによって新たな展開や課題が生まれます。
10. 憧れや目標の達成への障害:
キャラクターの目標や夢を明確にして、それに至るまでに障害が立ちはだかる展開は、物語を大きく動かします。憧れの人物に近づくために何かを犠牲にしなければならないなど、葛藤がストーリーを進展させます。
11. 予想外の助け:
キャラクターが絶望的な状況にいるときに、予想外の人物や出来事が助けに入ることで、物語の方向が一気に変わることがあります。このような展開は、読者や視聴者にサプライズを与える要素にもなります。
12. 裏切りや信頼の崩壊:
信頼していたキャラクターの裏切りや、信頼が崩れる瞬間は物語を一気に動かします。これにより、キャラクターが新たな行動を取る動機が生まれ、予想外の方向に進むことができます。
13. 願いが予期しない形で叶う:
キャラクターが望んでいたことが、思いもしない方法やタイミングで叶うことで、新たな課題や問題が生まれる展開です。願いが叶うことが逆にトラブルを引き起こすという逆転的な展開も興味深いです。
こうした「きっかけ」を使うことで、物語にさらなる深みやスピード感を持たせることができます。物語のテーマやキャラクターの性格に合わせて選ぶと効果的です。