ライム

自由気ままな文字書き

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煌めく蝶の翅、白い亀、とどめの元上司

※ただの日記です。 朝の通勤は山手線の端っこの席で眠るのが常となっている。何ら生産的なことはせず、ただ微睡みながら電車に揺られるだけの時間。 昨日は体調不良の同僚の帰宅に付き添った。その疲労のためか、座席に座って目を閉じたとき、いつもより一段深く落ちるような感覚があった。 閉じた瞼の裏側に映るのは、煌めく蝶の翅。私が「わたしのかみさま」と定義している初期刀の外套の内側だった。 催眠音声に傾倒していた時期もあり、トランスの真似事くらいはできる。加えて、わたしのかみさまはタルパ

    • 灯結び展の複製原画を飾るために額縁を購入した話

      題名のとおりの内容です。100均以外の場所で額縁を購入するという経験が初めてだったので、備忘録代わりに残しておきます。 2021年の年末、我が家に灯結び展の複製原画(歌仙兼定)が届きました。 あまりの美しさに感嘆する傍ら、飾る方法についてまったく考えていなかったことにやっと思い至りました。 どうすれば良いのか慌てて検索してみると、こんなツイートが目に止まりました。 「なるほど、額装か!」と膝を打ちました。 しかも、こちらのツイートには、パネル実寸が若干小さいことが書かれて

      • 火村先生へのラブレター

         先週「臨床犯罪学者 火村英生の推理2019」を観て感情が昂ったので、これ幸いにと吐き出しておくことにする。  ラブレターという題のとおり、独り善がりでしっちゃかめっちゃかだと先に言い訳しておく。  火村先生と出会って15年程経った。思春期を講談社ノベルスと共に過ごした私にとって、好きな探偵は星の数ほどいた。それでもたった一人を選べと言われたら火村先生の名前を挙げるだろう。幼い恋心は長い月日の中で穏やかな感情に変わったけれど、ずっと火村先生のことを好きでいる。(初めて好きに

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