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子どもに教わる本の読み方

子どもが読んだ本のジャーナル(記録)をつけているというので見せてもらったら、へぇと思ったのでシェアします。まだ小学生ですが、最近はこんな風に教わるんだなぁと感心しました。高学年まで宿題が出ないかわりに本を読むことが推奨されているようなので、ちゃんといろいろ教わっているようで。こういうこと、早く教えてほしかったよ!!

表紙をながめる

表紙は本を読みたくさせるしかけがいっぱい。
カバーの絵、踊るようなタイトル、本の中身のチョイ見せ。
そこからどんな本なんだろう、どんな話なんだろう、ということをまずは感じ取る。

目次をながめる

目次をながめて、全体でどんなことが言いたいのか、本の内容のまとめを考える。
目次をひとつひとつ読んで、チャプターごとにどんなことを言いたいのかざっくり考える。

あとがきを読む

あとがきは本の内容のまとめや著者が言いたいこと、著者の考え方が書いてあることが多い。そこから本の内容を推定する。

本を読むかどうか決める・本を読む目的を決める

この本が読みたいのか決める。今までの情報で、だいたいどんな本なのかを自分なりに推測する。そして自分の興味を満たすのか考えてみる。
本を読むと決めたら、特に興味を持ったところを書き出す。

本を読んだ後に何を発表するか決める

この本の内容を伝えたい相手を考え、どんなことを発表するか決める。

時間を決めて本を読む

30分とか1時間とか、時間を決めて本を読む。だらだら読むのは寝る前の物語かマンガだけ。

nookで読む

お気に入りの場所、静かな場所、reading nook(本を読む専用スペース:イメージはこちら)で読み始める。

まとめる

読み終わったら、まとめを書き出す。
どんな本だったか、何が言いたいのか、自分の予想とどう違ったか、面白かったか、自分の意見はどうなのか、そして何を友達に伝えるのか。

発表する

本の内容を発表する。必ずいいこと、改善できること、何がオススメなのかを加える。

ポイントは本の内容を推測して読むこと、時間を決めて集中することでしょうか。アウトプットすることを前提にしているのもいいなと思いました。
もちろん、小説や物語の場合は、ネタバレ的なあとがきは読まないそうです。あくまで知識を得るための読書の場合とか。

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