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本音を話すと涙が出る

私は本音(心から思っていること)を話すと
涙が出てきてしまうらしい。

涙が出てきて初めて、
誰かに聞いて欲しかったんだと気づく。

泣こうなんて思っていないから
泣いてることを必死に隠したりするけれど
一度出てきてしまったらなかなか止まらない。

いろんな思いの涙が次々と出てくる。 

聞いてくれてありがとう
泣いて困らせてごめんね
自分が情けない

泣いたって解決しないのわかってる
なんでこうなるまで気づかなかったんだろう
どうしたらよかったのかな

こうなるまで相談できなくてごめんね
何で泣いてるのか話さなきゃ
泣きたいわけじゃないんだ
話して解決したいよ

こうなってしまって初めて最近の自分を
振り返るから、経緯や心情をすぐには
言葉にできなくてそばにいてくれる人を
ただただ困らせてしまう。

何が原因なのかうまく聞きだしてくれないかな
なんてわがままなことを思うけど、
自分で自分のことをわかっていないから
きっとその時はわからない。やっかいだ。

こうなる原因がなにか、涙が出るたび調べるけど
最近見たものでこれかも、と思うものが
あった。

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関口陽介さんという方が話していた。

本音を言うと涙が出る人は
子供の時から言いたいことを我慢してた人たち。
その我慢が蓄積して
限界に達すると本音が出る。

本音と共に溜めてきた感情も
一緒に溢れるから
涙が出る。
今の出来事で泣いているだけではなく
長年溜まってきた
我慢による感情が溢れるから泣く。

我慢の原因は幼少期に親が大変そうで
自分の気持ちを我慢してきたり、
親が否定的で自分の気持ちを
出せなかったりしたこと。

そういう人には
溢れる前に感情を出す練習が必要。
ことあるごとに自分に
"どんな気持ち?"
と聞いてあげる。
そしてその気持ちをありのままに
"そう思っていいよ"
と受け入れてあげる。

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うん、これかと。
物心つく頃には私は学校でも家でも口数の少ない
人になっていた。

親に話をすると話を奪われて話題を
すり替えられたり、真剣な相談をしても
向き合ってくれず、
他人事のような、その場しのぎの言葉しか
もらえなかった。
矛盾したようなこともよく言われて、
幼い私は親の言葉を真剣に聞いているから、
頼れる大人だと思って聞いているから、
その場しのぎの言葉にいちいち振り回されて
とてもつらかった。
だから自分の話を自分からしないように
なった。

話しても聞いてもらえない。
話しても意味がない。
話しても悩みは解決しない。
話す方がつらい。話す方がしんどい。

自分でも覚えていない幼い頃から
こんなふうに思って、
自分の話をすることなく、
聞き役になることが増えた。

自分はおとなしいタイプなんだ
と思っていた。
自分でも覚えていないくらい幼い頃から
自然と我慢していたから
大人しいのが自分の普通だと、
口数が少ないのが自分なんだと
思っていた。

でも違う。話そうとすると涙が出るのは、
本当は話したかったから。
話を聞いて欲しかったからなんだ。

気付くのが遅くなってごめんね。自分。
今からでも、ゆっくり、
自分の話を、自分にすることから
はじめてみよう。

同じような感覚を持っている方って
いるのかな。
いっしょに、少しずつでもすすんで
みましょ。

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