カウンセラーに俺はなる!
カウンセラーになるのです!
決意表明をここに書き込んでおこう。
3年程前に不妊治療を始め、仕事も3回転職して、流産も2回して、つい先々月は祖父が逝去した。常に忙しくしていたわけではないのだけれど、感情面はいろいろな方向に向かって、思ってもみない方向に振れて、慌ただしかった。そして今、一息ついたようだ。不妊治療はお休み中だし(というか妊娠するにはまだ怖いし)、里親・養子縁組もまだ考えられない。仕事も気に入らないことはあるが、転職はもっと嫌だ。我が子たちや祖父の供養も一段落した。もう、落ち着かざるを得ない。変わり映えのない毎日を、特に目標もなく淡々とこなしながら、心を落ち着かせる日々。これはこれで悪くないが、心を落ち着かせ、一通り休めると、むくむくとやる気が湧いてきたのだ。
何か目標が欲しい、情熱を捧げるものが欲しい、と思い始めた。そして、自分のやりたいこと探しが始まった。「自分探し」なんて学生時代に流行った言葉だが、旅行したり、いろいろチャレンジしている暇も体力もない。そこで、本を買ってみた。
八木仁平「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」
なんだか、うさん臭い本だと思っていたが(失礼)、読んでみると止まらなかった。ワークに時間がかかるが、文章を書くのは得意だったのであまり苦ではなかった。時間がかかると言っても、大学生のように何年も自分探しに出て行って帰ってこれないということはなく、本の中では「なるべく早くやりたいこと探しを終わりにしてほしい」と書いてあったのが好感が持てた。
そしてそして、辿り着いたのは「不妊専門カウンセラー」である。不妊治療を一緒に頑張る友達と励ましあったり、流産の自助会でいろいろな経験を聞いたり話したりする中で、最初は自分の悲しみを癒すために始めたことだが、いろいろな人の人生に悩んだ先にある人生観を聞くのが楽しくなった。辛い経験を聞き、その経験の意味を考えるお手伝いができれば嬉しいなと思った。そこに今までの自分の経験が生かせるのではないかと考えたのだ。
そんなそんな、もっともらしいこと、立派らしいことを言って、本当にやり遂げられるのか?私自身、今も尚、子供をどうするか悩みの中にいるし、そもそも心理の知識も経験もないし、と不安も束の間、やりたいことが決まると行動せずにはいられない。カウンセラーで起業するための本を買って、資格の教材を取り寄せ、PCまで新しいものを買ってしまった。一昨日は自助会のメンバーにもカウンセラーになると宣言してしまった。。。。
しまった。もうやるしかない。
カウンセラーに俺はなる!