さよならしなくちゃいけないよな
僕たちはきっと存在しないと思います。
前提として。
世の中は思ったより腐ってて、理不尽で、起承転結なんてなくて、それが美しいのだと思います。
逢えなくなったあの人にも、もう手の届かないあの子にも、あの歌が届けば良いなと思って書いたのかもしれません。
俺はグッド・バイというバンドが好きで、ずっと音源を聴いていて、表現が難しいんだけれど、いつかそこに手が届けば良いなと思ってグッド・バイという曲を作りました。
憧れは理解から最も遠い感情だとか言ってた人も居ますが、憧れがなくなった人から順に枯れていくのだとも思います。
憧れや理想はイコールで原動力です。
それが違い違いになっていたとしても、そこに愛があれば間違えてはないのかなと。
俺は別に他人にそこまで興味がない人なんですが、逆に言えば一度好きになればとことん好きでいようとする人間です。
一回好きになったのなら何か理由があるのだから、その時の俺を裏切りたくない。言い換えれば筋を曲げたくはないです。
この性格のせいで損をしてきたことも多々ありますが、それも含めて俺、俺の人生なので。
大切な人、別に人じゃなくたっていい、大切な何かを失った時に初めて感じる、
所謂「心に穴があく」感情に名前をつけるのならば、きっとこの曲になるのかなと。
2人ぼっちというフレーズを初めて聴いたのはチャットモンチーだった気がします。
末長く愛して欲しい曲です。
「グッド・バイ」
あなたの虚空を、虚無を埋めますように。一人ぼっちでいる時は俺もひとりぼっちです。
それはつまり、2人ぼっちってことです。