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行動アプローチリーダーシップと私の経験
経営学専攻 リーダーシップ開発コース(LDC) | 立教大学大学院
の試験対策として、本を読んで理解していた気がしていたが
アウトプット力、それはどういうことなのか、
実際の経験として、どのようなことがあったか?など
自分の経験と紐づけることができていなかったが
不足していたということを身にしみたため、
アウトプット力を高めて行こう!ということで
許す限り、毎日投稿していこう!と決めました!
行動アプローチ研究 オハイオ研究
リーダーの行動に着目したのがオハイオ研究
リーダーの行動は大きく2つのカテゴリーにまとめることができることが可能です
1点目は、「構造づくり」で、仕事そのものに関わる行動、フォロワーの役割や責任と権限、仕事のやり方、スケジュールを明確化する行動などの行動である
2点目は、「配慮」で、リーダーとフォロワー、もしくはフォロワー同士の関係に関わる行動、職場の中でメンバー間の親密度や信頼関係を高める行動が含まれる
構造づくり、配慮双方の行動を頻繁にとると
フォロワーの満足度と成果が最も高まる
一方、構造づくりだけ、もしくは、配慮だけが強い方が
フォロワーの満足度や成果を高めることを示され、
状況要因によって、その効果が異なることを示唆している。
常に同じリーダーシップが効果を示すとは限らない可能性があるという結果になった
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行動アプローチ研究 PM理論
課題達成機能(P機能)と集団維持機能(M機能)に分けて、それぞれをP機能とM機能とよび、
P機能は、グループにおける目標達成や課題解決に関するリーダーシップ
M機能は、グループ・メンバーの情動に配慮したグループの維持に関するリーダー機能
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それぞれ工程レベルを想定して、4つのタイプに類型化
P機能もM機能も高いリーダーはPM型
P機能だけが高いリーダーはPm型
M機能だけが高いリーダーはpM型
どちらも高くないリーダーはpm型
私の知り合いは、Pをパパ型、Mをママ型と読んで
時にはパパ型、時にはママ型と、わかりやすく説明していた。
PM型が最も効果的で Pm➡pM➡pmという順番になる。
自分にたりない点、問題点が明確化され、育成の示唆をくれるため、PM型リーダーシップを開発するトレーニングや研修が開発された
行動アプローチ研究 マネジリアルグリッド
ブレークとムートンが開発
仕事の結果に対する関心度と人間関係に対する関心度の2つの軸で
5つのリーダーシップスタイルをカテゴリー化する
チームマネジメントが理想的なリーダーシップスタイルであり
本人のリーダーシップスタイルを測定した上で、チームマネジメントに近づけるためのトレーニングを実施
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■実際は・・・
どちらかしか持ち合わせていなくてもリーダーシップを発揮してくれそうである
両方持ち合わせていなくてもリーダーシップを発揮してくれそうである
■問題点
どのような状況であっても常に効果を発揮するリーダーシップが存在するワンベストウエイという想定が間違っているのではないか?
置かれた状況(仕事内容・フォローワーの能力など)によって異なるのではないか?
【経験】私が出会った行動アプローチのリーダー
私がシステムエンジニアだったとき、
同期のKくんは、まさに行動アプローチのリーダーだった。
行動力では誰にも負けず、人一倍熱心に、最新のプログラムやデータベースのことを勉強していた
当時のマイクロソフトやORACLEの資格も熱心に取得していた
自分が努力するというP機能だけではなく
困っているメンバーへのフォローのM機能も優れていたのでPM型であった
マネジリアルグリッドでいうと、バランス型であることは間違いない。
その後、彼は転職をして外資系のシステム会社へ行った。
今でもたまに飲む間柄ですが、私だったら、そんなクリティカルなシステムは、プレッシャーで押しつぶされてしまいそうだけど
彼は、生き生きとしている。彼のエネルギーを分けてもらいたいくらいだ
【次へ】コンティンジェンシー・アプローチへ
資質アプローチ研究で残された課題の1つ
「置かれた状況(仕事内容・フォローワーの能力など)によって異なるのではないか?」は、
行動アプローチでも解決されず、
コンティンジェンシー・アプローチの登場を迎えます。
次回はコンティンジェンシー・アプローチのリーダーシップです!