カウンセラー女医

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婦人科医師が婦人科の病気に罹った話(子宮筋腫編②)

前回の続きです。 スプレキュア®︎やリュープリン®︎という月経を止めるホルモン治療は、行っている間は月経による不快な症状は緩和され貧血も改善されますが、副作用がありました。女性ホルモンが低下するために起こる更年期のような症状です。(副作用の発現や程度は人によります。) 私の場合は、上半身のほてりや、外陰部の乾燥感・チリチリするような痒みが起こりました。特に後者が私のQOL(quality of life 生活の質)を下げ、治療継続を困難にしました。 小さい子供のようにボリボ

    • 婦人科医師が婦人科の病気に罹った話(子宮筋腫編①)

      こんにちは。 いつも情報をYouTubeやサイトから一方通行に得るばかりだったので、フローのバランスを取らなければと思い自分からも情報を発信することに致しました。 私は婦人科専門医歴20数年の更年期女医です。 最近は、様々な代替医療にも興味があり、精神科の薬を妊婦さんにとってもらいたくないという思いから、カウンセリングの勉強も始めております。 更年期にまつわる体験記はまた別日にまとめたいと思いますが、今回は若い時から長年私を苦しめてきた子宮筋腫について、語りたいと思います。

    婦人科医師が婦人科の病気に罹った話(子宮筋腫編②)