54.日本が独立・自尊の国になるためにー石破首相よ、豹変せよ!

トランプ2.0とか言われて、世界の関心事はトランプ大統領がどんな政策をとって、自国に及ぼす影響はどうなのかを探っている状況だ。

中国共産党の習近平主席は、トランプ大統領がフロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」に招待するらしい。

我が石破首相は第二期トランプ大統領との面会を申し込んだが、就任前には面会する気はないらしい。

取り巻きの人たち、いや日本人の有権者がその処遇を巡って、あれやこれやの意見を宣い、石破首相ならずともうるさいくらいである。

しかし石破首相は、この難局になるべくしてなった総理大臣である。運命と言っても良い。世の中は自分の計画したとおりに行くものではない。その逆の場合の方が多いといっても差し支えない。

誰が総理の地位についても万人を納得させるだけの内政及び外交ができるわけではない。日本は廃墟の中からここまで立ち上がって来たのである。この日本人の不屈の精神に自信をもってもらいたいものである。

日経新聞令和6年(2024)12/17付夕刊には、「【ワシントン=坂口幸裕】トランプ次期大統領は16日の記者会見で、石破首相と『ぜひお会いしたい』と述べた。2025年1月20日の就任前に実現するかと問われ『そうなるかもしれない。彼らがそうしたいならそうするだろう。(首相を念頭に)その地位に敬意を抱いている』と話した」とある。

石破首相の方からすり寄ることはない。必ずトランプ大統領は日本にすり寄る(?)かどかは別にして近寄って来る。それまで万を持して待っていればよい。会うことが目的化してはいけない。

ここまで世界中が入り乱れてしまった世界の政治・経済社会の中で、日本の貢献なくして、アメリカファーストの実現はできないのだから。

少数与党を率いるのは誰がやっても難しい。石破総理は居直った方が良い。どのように居直るのか?
もちろん国民世論の赴くところにである。

対外的には安全保障の面、これは米国が米中最終戦争を戦っているのだから、中立ということはない。どちらかにつくかだ。トランプか習近平に味方するかだ。

石破総理も林官房長官も親中、又は媚中派であると言われている。筆者(クリエーター)のような一介の国民がそのように信じているのだから、口頭でいくら弁明しても国民は意見を変えないだろう。

それが日本の政治を担ってゆくうえでプラスかマイナスのどちらになるのかを知るのが、政治家としての本筋である。
国民としてはどちらであっても良いのだ。日本人のためになるのであれば。

又、おなじ日経新聞自民、公明、国民民主3党の税制会長はいわゆる103万円の壁をめぐり国会内で協議した、という記事があり、「国民民主『打ち切り』と退出」とある。いよいよ、自公対国民民主のどちらかが、民意をとらえているかの争いになって来た。

昔、「真空総理」と言われた宰相が居た。石破総理も居直ると良い、「俺は真空総理だ」と。自民党の総裁にしたのは自民党、与党の総理大臣候補にしたのは自公両党だが、総理大臣にしたのは国会なのだから、と言って総理大臣の地位にしがみつくのである。

それで権力に執着して総理大臣をと止めないのだ。その上でもちろんザイム真理教と言われるほどの権力を持つ(?)と言われる財務省の意向を汲んだ自民税調の宮沢洋一会長と争うのが良い。
選挙に落ちたくない自民党の議員に選択を迫ると良い。

所得税減税のみならず、ことに消費税減税をして欲しいという国民の声が国民民主の飛躍になったのだ。それに反する自民党員は選挙で落ちるだろうから、自民党総裁としてでなく総理大臣として「国民の声は何か」を耳を澄ませて聞く。そして豹変するのだ。

(つづく)

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伊藤博峰
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