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川越車両センターまつり2024

 埼玉県中央部に在住している筆者、毎年のように通っている鉄道関係のイベントで、「川越車両センターまつり」があります。初開催が2005年のことですが…実は開催初年度からほぼ毎年通い倒している私。昨年度から事前チケット制を採用しているらしく、昨年度はチケットを確保できず不参加、今年度もこのまま不参加になりかけたのですが、運よく2次登録で登録することができたので、今年度も参加することとしました。

とりあえず展示車両を見る

 展示車両はいつも川越車両センターにいる車両で固められていました。

10/19 川越車両センターにて

右から
E233系7000番台:通勤快速池袋行きの方向幕を掲げています。今年は埼京線39周年で種々のイベントを行なっていますし、当時の行き先という観点から言えばありかもしれません。
70-000型:快速東京テレポート行きの方向幕を掲げています。突発的な運用変更で日中に入庫しているほか、夜間滞泊運用として川越車両センターに入庫する運用もあるので、他社の車両といえど馴染み深い車両です。
209系Mue-train:試運転の方向幕です。私も何度か試運転を撮ったり見たりしている見ると嬉しい奴です。Mue-trainになってからも16年と、ついに営業運転をしていた時期よりも長くなったというので驚きを隠せません。
209系3500番台:ワンマン高麗川行きの方向幕を掲げています。こちらは定期運用がそこそこある運用ですので、特に面白みはありません。209系系列の並びとしてみるとやはり横幅が0番台よりも500番台シリーズの方が大きいですね。
E231系3000番台:ワンマン拝島行きの方向幕を掲げています。ワンマン化のダイヤ改正後に南古谷発高麗川行きが拝島行きとなったことで話題となったような気がします。(厳密にいうと、東京行きの列車と高麗川で接続するか拝島で接続するかという違い程度で、本数の増減などはなかったのですが…)車高の高さなどが209系3500番台と違っていて面白いですね。

埼京線内でよく見るシリーズ。

209系0番台シリーズ(?):車体構造が工場ごとで大きく異なる209系ですが、どちらも川崎重工製なので車体構造は似通っています。初期の209系と末期の209系で工法の改良などはあると思いますが、妻面などは恐ろしく似通っています。70-000型のヘッドライトはコロナ禍後にLED化されましたが、なかなか慣れません。

 こちらも似たものコンビでありながら、やはり微妙に違います。ただ、白枠か銀枠統一したらどっちがどっちかわからなくなりそう。なぜか209系だけLEDライトに更新されています。70-000型同様、違和感が残ります(むしろこちらの方の違和感が強い…)。

とりあえず、ヘッドマークも見る

HM展示のコーナーです。2箇所ありましたが、上段は実車につけられたものをただ追っかけていた日々を、後段は初めて引退HMをつけた車両に乗った記憶が蘇ります。
上段は10年前の冬、ついに引退するんだな…と追っかけていた頃のHMです。まあ、その後、ハエ28編成だけが運用を続け「引退詐欺」と言われてしまうのですが、今となっては懐かしい思い出です。

 こちらは、どれもリアルタイムで見たことがあるHM。下段のHMはここ5年間に掲出されていたものなので、今の機材で撮影したことがあります。
右上は今から22年前、たくさんいた恵比寿行き埼京線が一夜にして消えてしまったこと、今でも印象に残っています。

そのほか

 鉄道の車両基地といえば、さまざまな鉄道部品が転がっています。


こちらは展示品、パンタグラフのスリ板です。奥が新品、手前が故障品。
通常スリ板はなだらかにすり減っていくそうですが、こちらは違います。銅が固着していることから地上(架線)側で問題があってこうなったんじゃないかということです。目から鱗ですね。


重石の代わりのブレーキシュー
 ポンと置いてあるものが鉄道部品だとテンション上がります。これも鉄道の車両基地の醍醐味です。

まとめ

 久しぶりの無料イベントで楽しかった反面、以前に比べてだいぶ小規模になったなと思う印象反面というようなイベントでした。特にチケット取得までの労力は以前と比にならず…平日の日中に運よく確保できたがいいものの、どうにかならないか…(抽選がいいんじゃないか…)と思いました。
 それでも盛り上げたいという意気をスタッフから感じられましたし、部品展示は前年以前よりもかなり凝っていて面白い企画でした。

ありがとうございました。

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