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9月の群馬紀行ーEL DLぐんまfin7を撮る!ー

 私は鉄道に乗ることも撮ることも好きなのですが、今回は撮ることに重心を置きつつ、乗ることもそれなりにやってきたと言うお話です。今回は11月に旅客運用から引退することとなった、群馬車両センターのEL、 DLを狙いに上越線まで撮りに行きました。

第1部:EL/DLぐんまfin7を撮る

 前日まで天気予報に一喜一憂しつつ、過去の経験と上越線のダイヤを照らし合わせた結果、撮影地の事情の下見も兼ねて、北限に近い、水上界隈で撮影することに。

 有名撮影地ともあり、9時台から人は多かったです。SLみなかみ号のダイヤのまま走っているので、かなりゆっくりめ。追っかけをする人も相当数いたのでしょうか。通過10分前まで人が増えていきました。

2024年9月23日:上牧駅〜水上駅にて

ELのガチャ要素が強いこの列車ですが、来たのはEF65-501。
ヘッドマークが遠目から見るとあさかぜのものっぽくて個人的には好きです。

折り返しも諏訪峡近くで狙うことにしました。

2024年9月23日:水上駅〜上牧駅にて

 このアングルは115系がいた頃にチャレンジしたことがありました。アングルが残っていてよかったです。DD51の凸型車体もあいまってかなりカッコいい写真となったと思います。

 上越線は本数が少ないので、撮影後そそくさと撤退。直後の普通列車に揺られ、一路(両毛線に乗り換えたかったので…)新前橋駅まで目指します。
新前橋駅では、乗り換えの待ち時間にもう一度 DLぐんま号を見ることができました。

2024年9月23日:新前橋駅にて

 オリエント急行風のデザインのヘッドマーク、なかなか良いです。EF65-535引退時や瀬戸甲種に代表されるブルトレのものモチーフのヘッドマークと違ったクラシカルさがあります。

第2部:上毛地区の鉄道に乗る

  DLぐんまが発車して程なく、両毛線の小山行きがきたのでそのまま乗り込みました。30分ほど両毛線に揺られ、桐生駅まで。桐生駅北口から徒歩5分に目指していた建物があります。

2024年9月23日:西桐生駅
2024年9月23日:駅名板(西桐生駅にて)

 かなり前から行ってみたかった西桐生駅です。昭和初期の建築物だけあり、外見から見る限りコンクリート造っぽい感じですが、木造駅舎だそうです。
 駅前にロータリーがあるわけではないので、見た目は横のセブンイレブンと変わりません。(日没後に訪れたので、本当にそこに駅があるのか不安になりました。)頭端式駅舎でありながら、横向きの駅舎であり、待合室ゾーンがかなり大きい面白い駅舎です。

2024年9月23日:西桐生駅

 西桐生駅のすごいところは、木造駅舎、木造ホーム屋根がそれぞれ現存しているところでもあります。乗車した電車のクラシカルさもあいまって味があります。

2024年9月23日:赤城駅にて

 来た電車に乗って赤城駅まで移動。自転車を持ったまま乗れるというのは地元民にとってとても便利でしょうね。高校生の移動の足として定着している感じがありました。

2024年9月23日:赤城駅にて

 赤城駅で東武桐生線に乗り換え、乗り換え自体はとても簡単でした。
島式ホームと頭端式ホームが構内踏切を介して接続されている形式の駅で、改札内乗り換えが可能です。今回は不要でしたが、連絡乗車券ももしかしたら発券できるのかもしれません。

2024年9月23日:赤城駅にて

 東武桐生線は2両編成のワンマンカーです。時間的に特急にも乗車できましたが、リバティーだったため、趣味的に乗っても面白くない…ということもあり、鈍行に乗りました。乗車したのは10000系の2両編成。一昔前は東武東上線にいたもののようですが、今は桐生線で活躍しているのですね。
 東小泉行きの列車は、太田駅で15分近く停車するようですので、伊勢崎線経由で帰ることとしました。乗車したのは8000系3両編成。こちらも東上線で活躍していた車両とのことで、今回の余興旅は東上線に縁がある車両に多く遭遇しています。

2024年9月23日:館林駅にて


2024年9月23日:館林駅にて

 館林駅で久喜行きに乗車して、宇都宮線へ乗り換えができる久喜駅を目指しました。EL/DLぐんま号を狙っている旅行でしたが、後半戦も結構濃密な旅程になり、満足感がありました。

最後に:きっぷの紹介

 今回使用したきっぷはぐんまワンデーローカルパスというデジタルきっぷで、2,500円で群馬県内のJR、私鉄はほぼ全て乗り降り自由というものです。大宮駅〜深谷駅で通常のきっぷを使用したとしても大宮駅〜水上駅であれば、往復するだけで余裕で元がとれます。信越方面でも、碓氷バスが

GunMaasホームページより

 こちらのきっぷは、リニューアル前までエリア内のJRの駅でしか購入できないものでした。120mm券で情緒があったり、新幹線に乗れるといった要素はあったものの、深谷駅や小山駅で途中下車してきっぷを買う必要があるなど、幾ばくかの制限がありました。こちらは、エリア外でもスマホによって事前購入が可能で、当日に使用の可否が決められるなど、使い勝手は非常に向上しました。

 今回は上毛電鉄の西桐生駅に訪れましたが、群馬県のもう一つのローカル私鉄、上信電鉄にも興味がある駅が結構あるので、撮影の合間に訪れてみようと思います。その際にもまたnoteにまとめる予定ですので、いいねやフォローのほどよろしくお願いいたします。



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