見出し画像

看護学校、どうだった?

正直気になるこの疑問。笑

みなさんどうでしたか?

たまに耳にする、教員によるいじめやパワハラモラハラ…

わたしはとても恵まれていた方かもしれません。


今になって思うのは、
看護を教えるってものすごく大変。
何も知らない段階の子達を
1から教えていくんですもの。

ちんぷんかんぷんなアセスメントを
一旦みて、修正、繰り返し。
私も何度も修正受けました😂

この時間すごく嫌いだったなあ(笑)

一度、先輩のを丸パクリしたことがあるのですが
速攻バレましたね…

先生達も私達を育てようと
一生懸命にアドバイスしてくれてたことを思うと
頭があがりません。

当時は感謝はあまり感じなかったし、
それが当たり前だと思ってました。
私が実習指導者になった時にその大変さを知り、
看護教員には絶対ならないぞ!と心に決めたほどです(笑)



新人看護師の皆さんはもう働き始めて半年が過ぎましたね☺️

まだまだはっきりとした看護観を
持ててない人もいるでしょうし、
なんとなく得意なことをみつけて
看護を楽しんでいる人もいるでしょう。


いろんな技術が磨かれていき、
ひとり立ち、責任もより一層強く感じるようになったと思います!


そんな時こそ、看護教員に教えてもらったことを
忘れてはいけません。
初心忘るべからずと言いますが、全くその通りです!

看護教員から教わることは基礎中の基礎。
つまり、

看護の本質

の元となるものです。

どんなに技術が磨かれても、
どれだけ優秀なアセスメントができたとしても
患者さんにとって
安心できる存在でなければなりませんよね。

私はいつも新人看護師や2年目の看護師のアセスメントを確認しますが
それと同時に聞くことがあります。

この患者さんに何をしてあげられますか?

と。

それは亜急性期で入院管理となった患者さんやオペ後の患者さんに限らず、
明日退院の患者さんに対しても、です。

明日退院だから退院準備だけ♩
は、
許しません!(笑)

みなさんは何をされてますか?☺️

もちろん退院準備、お薬の確認、もろもろありますが、
私が教えているのは

1.退院前に、患者さんがお困りのことがないか確認すること

先生に聞きたいことがあっても、患者さんはなかなか聞けないことが多いです。最後まで、不安に寄り添いながら関わるように指導しています。

2.退院後の生活について再説明をすること


当たり前のことなのに、意外と忘れがち。笑
患者さん自身がコンプライアンスが悪ければ家族指導もいります。

3.入院生活を労うこと


お大事にしてくださいねと、たった一言あるだけでも違いますが、私の場合は長い入院生活と治療を乗り越えたことをそっと労うことを指導しています。看護師は最後まで患者さんの近くにいますし、1番顔を合わせます。患者さんから"お世話になりました"と言われているのに、"いえいえ、お大事に"とは、私はならないのです。


そこが、

患者さんからみる、看護の質


だと、私は思うのです。

ぜひ、アナタも一度

自分にとって看護の質ってなんだろう?
患者さんにとって看護師とはどんな存在なんだろう?


と、看護教員に習った記憶を思い出して
考えてみてくださいね✨



いいなと思ったら応援しよう!