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変わる時代、変わる子育て:未来を育む令和の親の新しい考え方



1. はじめに:平成っ子が令和っ子を育てる。


「これからの時代、子どもに何を教えたらいいんだろう?」
最近、子どもが遊んでいる姿を見ながらふと考えることがあります。
おもちゃもどんどんハイテク化していくし、タブレットやスマホを、子どもたちは小さいうちから使いこなしている。

子どもに「これ何?」「なんで?」と聞かれて、分からないことがあった時、私は子どもと一緒に検索して調べるようにしています。
本当便利な時代になりました。
親の頭の中に答えがなくても、スマホ一台あればなんでも答えられるんです。

私の親や祖父母はなんでも知っている人でした。
記憶力がすごい。
ただ、今は何でもネットで調べれば答えが出てくるし、AIを使えば正解をパッと教えてくれる時代ですよね。

歴史や漢字を必死で丸暗記してた私の勉強法は、これからの時代にはもっと不要になってくるんじゃないかって。
(実際、学生の頃にテストの点を取るために覚えた知識、私の脳内には残ってませんw)

記憶しておいた方が何かと便利だった時代から、明らかにこれからの時代は変わっていく。そう思います

「正解を知る力」よりも、「考える力」や「自分を理解する力」が大切になってくると思います。

でもそれって、どうやって伸ばすことが出来るんでしょうか?
自己理解なんて、大人になった私でさえ難しい課題です。でもだからこそ、子どものためと言いつつ、自分も成長するチャンスだと思って調べてみました。


2. 変わる社会と「考える力」の必要性


答えを出すスピードや正確さでは私たち人間はAIには勝てない時代。
でも、その一方で、AIに頼るだけでは解決できないこともあるんです。

たとえば、「自分は何が好きか」「どう感じるか」「どんな道を選びたいか」なんて、誰にも代わりに考えてもらえないこともたくさんありますよね。

ただ、親でさえも子どもの気持ちのアウトプットの機会を損失しているなって気づきました。
「こっちにしとき。」とか「どう?嬉しかった?」とか答えをこちらから先に言ってしまってること、実は結構多かったです。(反省...)

実は、こういう「自分で考える力」や「自分を理解する力」は、幼児期から少しずつ育っていくもの。この時期にたくさん「考える経験」をすることで、大きくなったときに自分の力で答えを見つけられる子になれるんだと思います。



3. 幼児期にできる「考える力」の育て方


息子も4歳になったので、いろいろと周りを見て判断出来るようになってきました。
考える力を育むには、以下の3つの方法を取り入れるといいという記事を読み、日々の関わりで取り入れるようにしています。

  1. すぐに答えを教えない 

  2. 日常の中で小さな選択肢を作る

  3. 一緒に失敗を楽しむ

この間家族で行ったショッピングモールで、この3つを同時に行った出来事がありました。
屋上の駐車場に車を停めてお買い物に。「さぁ、帰ろうか」のタイミングで、「どっちのエスカレーターから来たっけ?」とパパとママの意見が割れました。パパは「こっちやって。」と近くにあったエスカレーターに向かって行ってしまいました。そして息子に聞いてみると「このエスカレーターじゃない」と、自分なりに色々思い出して答えてくれました。

この時点で私も思い出して「あ、、パパが言ってる方のエスカレーターやったな。。」と気付いたのですが、敢えて答えは言わずに、「パパについていくか、あっちのエスカレーターまで行くか」の選択肢を与えました。

結果、車にはパパの方がもちろん早くついていて、息子が選んだエスカレーターからは少し遠回りになってしまったのですが、その道中の息子のワクワクしたお顔...!
「パパより早く車まで辿り着きたい!」という気持ちと、自分の意見を聞いてもらえた喜びが現れていました。

結果はパパより遅くなってしまったけど、一生懸命家族のために考えて、「こっちだよ」って教えてくれたことが嬉しかった!と伝えました。



4. おわりに:考える力を育てる子育てを楽しもう


子育てをしていると、「ちゃんと教えてあげなきゃ」と思う場面がたくさんあります。でも、すべてを親が教える必要はなくて、「一緒に考える」ことで子どもも成長するんだなと感じるようになりました。

これからの時代、AIには任せられない「自分で考える力」や「自分を理解する力」がきっと子どもたちの未来を支えてくれるはずです。親が完璧でなくても、子どもと一緒に考え、悩み、成長していく時間を楽しみたいですね。


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