今日の衆議院選挙に思うこと。
選挙が行われて、開票作業が進んでいるけれど、自民党候補だからと言って必ず落ちるわけではないわけで、それは見ててなんとなくわかる。
自民党候補、あるいは元自民党所属で未所属出馬の候補でも、通る人は通る。
たとえば西村康稔氏。
あるいは世耕弘成氏。
自民党候補では、象徴的なのは小泉進次郎氏。
名前も顔も知られていて、議員活動の内容もある程度わかる人であること。
他に立った候補が新人で知名度がなかったから勝ったということもできるのかもしれないけれど、西村さんは当選した。
世耕さんは鞍替え出馬で、和歌山1区から2区だけれど、あの二階さんの世襲議員に勝ったわけです。
裏金問題で離党下の無所属出馬でも勝てる人だったというか、有権者が選んだということです。
特に世耕さんに思ったのは、結局ちゃんと発言し行動したから当選したんじゃないかということです。
当選後のインタビューでも、言うことがはっきりしている気がしました(僕は興味がないので内容は全く覚えていないけれど、小泉進次郎選対委員長の発言の訳分からなさに比べたら、評価は高い)。
西村さんはもう何十年も前から知っている人で、その頃から誠実さは出ていたのでした。
裏金問題はあったし、そのことに関しての答弁はいまいちはっきりしなかったけれど、普段の発言や行動は誠実だったはずで、だからこそ大臣もやったのだろうと思うし、有権者の審判でも勝てたのだろうと思います。
小泉進次郎議員の知名度は、彼自身の活動の良し悪しというより、良くも悪くも純一郎さんの影がチラつくわけだけれど、彼自身も動いてはいるのがわかるし、彼の場合は周りが活動の自由を止めている感じがする。
だから、変わりゆく自民党の中で、ちゃんとした道筋を行けるように成れば強い議員になれると思うのです(もっと言えばちゃんとした答弁ができるように成れば尚良い)。
我が愛知1区は河村たかし候補が当選、でも75歳だよ。
それでも当選するのは、他の候補の顔がいまいち見えないからだし、名古屋市長として存分に活動が見えるからではないかと思っています。