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Lim
2023年6月1日 11:33
人は死んだら角砂糖になる。死者の角砂糖は、火をつけると強く甘い香りを放ち、それを嗅ぐと亡くなった者との思い出が蘇る。ランプストッカー死者の角砂糖を管理、保管する者。亡くなった際、故人は角砂糖をランプストッカーに預ける。名前と生没年を明記した小瓶に入れて、直射日光や湿気を避けて大切に保管してもらう。年に1度の命日や、故人が希望する時に、角砂糖を少しだけ削って火を灯す。残された