誤学習
世界仰天ニュース見ていましたか。
小学3年生で拒食症になった女の子の話。
部屋が散らかることを許されず、
勉強でも、常に上位を求められていた。
カンペキ主義のお母さんに褒められるために、百点をとったり、勉強を頑張っていた女の子が、ダイエットを10歳ではじめてしまい、ストイックな性格なために拒食症に‥
しまいには入院‥
病状が悪化すればするほど、
お母さんたちが心配してくれるからとさらに悪化し、12キロにまで体重が減ってしまった。
拒食症は、心の病とわかり、なんとか心のケアをしながら退院したが、
今度は過食に‥
必ず拒食のあとは過食になるのだそう。
食べるのを止めたらいけないと言っていた。
大きくなっても、拒食症になることで、両親も心配してくれて、自分が頑張らなくていい理由ができる。
と拒食と過食を繰り返したのだそう。
あるとき、家族でボウリングにいってから夢ができた。
プロボウラーという夢。
プロボウラーになるには体力が必要だからと少しずつ変化したそう。
個育てコーチングで学んだ発達の視点から見ると、
ボウリングは、からだの軸やバランスが必要なスポーツ。
その子は勉強ばかりで、遊びが足りておらず、
もしかしたら発達の土台がゆるゆるだったのかな。
ボウリングをすることで、固有受容覚、前庭覚に刺激が入って、徐々にメンタルも落ち着いたのかもしれない。
必要な動きは、誰に言われるでもなく、夢中になってやりたがる。
人間ってすごい。
悩みを常に持っていることで、周りの人が心配してくれる。
誤学習。
無意識で、注目を浴びるために、病気になったり、悩みを生み出す。
悩んでいる人から、無理して悩みをとらなくていい。
なぜなら、悩みをとってもまた新たな悩みが持つから。
人間の本能って、怖いくらいうまくできている。
うちのこどもたちとこの番組を見ていて、
部屋が散らかっていても、百点に興味がない母(わたしのこと)にほっとしていた。
子どもは、とにかく外で遊ぶことが必要!