子どもの読書習慣のために親が出来ること
絵本10冊の読み聞かせを毎日続けた
絵本の読み聞かせがいかに大切か。
どの子育て本を読んでも、本の読み聞かせは子どもの成長に素晴らしい効果があるので、毎日子どもに本の読み聞かせをしてあげましょうといったことが書かれています。
子育てにおいて、
これが良い、あれが良い、と色んな意見がある中で、
本の読み聞かせだけは、その重要さを否定する人はほとんどいないのではないでしょうか。
私は長男が0歳の時から、家庭保育園(現在はサービス提供を終了してしまいましたが…)をフルコースで購入し、家庭保育園のプログラムをずっと実践してきたので、本の読み聞かせは最低1日10冊を毎日続けましょうと指導されてきました。
ですので、長男が3歳になるまでは旅行などで家を空ける時以外は毎日10冊の読み聞かせをしていました。
子どもが4歳、5歳となってくると、1冊の本の長さがかなり長くなってくるので、10冊に至らない日もありましたが、(1冊で10冊分以上の長さだったりしますので…)でも、毎日本を読み聞かせするということは頑張って続けていました。(次男にも現在実践中です。)
ただ、毎日絵本を複数冊読み聞かせする、と一言に言っても、現実問題、なかなか簡単なことではないと思っています。
私はこれを実現するためには一定の環境整備が必要だと思っています。
どんな環境整備があると良いのか?
それについて今日は少し書いてみたいと思います。
いつでも読みたい本をすぐに手に取れる環境作り
毎日本を複数冊読み続けるためには、
当然ですが、読む本を用意する必要があります。
私は家庭保育園をやっていたので、長男が0歳の時に一気に絵本を60冊くらい購入し、プラスして頂いた絵本や自分で買った絵本、図鑑なども含めると、80冊近くの本を買い揃えた状態で0歳児の子育てを開始しました。
そこまで揃えないとしても、子どもは同じ絵本を繰り返し読みたがるので、質の高い、良い絵本は何冊か家に揃えておけると理想です。
そして、足りないものは図書館で補うイメージです。(我が家は家にある絵本でほとんど事足りていましたが、長男の年齢が上がるにつれ、図書館などで本を借りる機会も増えていきました。)
自宅に本を一定冊以上揃えた上で、私が重視したことは、本を置く場所です。
いつでもすぐに本が手に取れる位置にあることを重視し、日常生活の一部にいつも本が存在しているという状態を作りたかったので、本棚は常にリビングに置くようにしていました。
図書館の近くに住むということも大事
家に何冊か本を揃えつつ、図書館にも定期的に通いながら、色んな本に触れることも大切だと思っています。
その意味で私は、
図書館が近い場所に住む、ということが子育て期間中は理想だなと考えています。
現在は一番近くの図書館まで徒歩10分程度の場所に住んでいますが、
バスに少し乗れば港区内の他の図書館にも複数アクセス出来るので、子どもの気分やその時の予定などに合わせて、それぞれの図書館を活用させて頂いています。
この環境のおかげで、
日々本を読むということが私たち親子の生活の一部としてうまく溶け込んでくれています。
親の習慣は子の習慣に
そして最後に、
子どもに読書習慣をつけてもらうために実は最も大事かもしれないことは、
親自身が日々読書をすることだと思っています。
自分は全く読まないのに、
子どもにだけ本を読みなさい!と言うのも、子どもからすれば納得があまりいかないですね。
親自身も本を読むことを楽しんでいる。
そんな姿を日々目にした子どもたちは、
きっと自然に本を読むことが生活の一部だと思うようになるのではないかなと思います。
こんな記事を書きながら、
私は今日も家族で近くのカフェに行き、読書をしたり、私はこの記事を書いたりしながら休日を過ごしています。