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子どもたちとデジタルコンテンツとの付き合い方

教育現場でも活用が進むデジタル


現代社会で子育てをするにあたり、デジタルとの付き合いは避けて通れません。

シュタイナー教育を行う学校など、独自の教育方針がある学校に通わない限り、学校教育の現場でもデジタル機器が活用されることが当たり前の時代となりましたね。

長男の通っていた一校目のインターナショナルスクールは一年生の時から生徒一人ひとりにパソコンが配布され、プログラミングの授業はもちろん、日々の宿題もほとんどがパソコンで行うものでした。
また、クラスルームにはデジタルホワイトボードもありました。

また、現在通っているインターナショナルスクールはパソコンではなくiPadになりますが、授業や課題提出などにおいてiPadが活用されています。

加えて、現在次男が通うインターナショナルプリスクールでも、デジタルホワイトボードが活用されています。

この様に、私たちが子どもの頃(30年ほど前)とは大きく変わっている教育環境の中で、子どもたちとデジタルコンテンツとの付き合い方に悩んでいるご家庭は非常に多いと聞きます。

今日は、子どもたちとデジタルコンテンツとの関わりに関する私の考えを書いてみたいと思います。

TVがないことで生まれる時間


まず、我が家はTVは長男が生まれて程なくして捨ててしまったので、自宅にTVはありません。

TVは私たちが子どもの頃も今も変わらず存在していますが、デジタル機器というカテゴリーの中ではまだまだ今も存在感があるものだと思います。

我が家の子どもたちにとっては生まれてからTVがない生活が当たり前となっていますが、TVは子育てにおいてなくても全く問題ないと感じています。

TVがなくても子どもたちは本来様々なものやことに興味を持つ本能(生存本能ですね。生きていくために周りのあらゆることに興味を持ってチャレンジし、そこから学びを得ていくことが重要だと身体がわかっているのだと思います)を持っていますので、TVがなければ、その他の目の前のものに興味を持って試したり遊んでみたりするものです。

大人にとってなんでもないものでも、すぐ遊びの道具に変えてしまうのも子どもたちのすごいところですよね。そうした子どもたちの本能を最大限活かしてあげる環境作りを親としてサポートすることが大事だと個人的には思っています。

TVがないと、その分新たな時間が生まれます。
TVがない中で我が家の子どもたちは何をしているかと言えば、

本を読み、絵を描き、または、余った段ボールで工作を始めたり、家にある道具を使ってお店屋さんごっこを始めたり。さまざまです。

これは、小学生の長男、2歳の次男に共通している家庭での遊び方です。

子どもたちのYouTubeルールについて

TVがない代わりに、子どもたちがYouTubeを見たい時はパソコンで観ます。

ちなみに、スマホでは観せないようにしています。理由は画面が小さいので、姿勢が悪くなったり、目が悪くなったり…という懸念をパソコン以上に感じるためです。

次男はまだ2歳半手前くらいなので、YouTubeは観せません。(たまに長男が観ているものを横見することはありますが)

長男は算数の問題集、見開き2Pで一単元のものを、ニ単元終えたら30分YouTube観ても良いとしています。

長男に関しては、元々生まれた時からTVは観せていないことと、YouTubeもいつでも観れるという条件にはしてこなかったので、問題集頑張れたらYouTubeというルールに全く抵抗はないようです。

ただ、とは言っても、問題集をやってYouTubeを観るという時間が平日は特にないので、実際YouTubeを観ているのは週1,2回(各日30分ずつ)のみになっています。

本当にこれは小さい頃からこのルール(TVは観ない、YouTubeは限られたタイミングと時間のみ)を徹底してきたので、スムーズに出来ているのですが、

今までは観てよかったのに急に制限されるようになった、となるとなかなかハードルは高くなるのだろうと思います…。その場合はとにかくYouTubeやTVを観る時間がないくらい他のことで時間を使えるよう、敢えて色んな予定を入れて子どもたちにデジタルコンテンツ以外のもので時間を過ごす楽しみを知ってもらう工夫を続けるのが一番かなと思います。


現代社会、デジタルコンテンツを子どもたちから無理に遠ざけることはしなくても良いですし、私は将来を見据えた時にはするべきではないという考えを持っています。  

でも、デジタルコンテンツと無制限に付き合うのではなく、一定の節度とルールを持った上で上手に付き合う方法を各家庭の方針や子どもたちの考え方によって考えていけると良いのではないでしょうか。

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