![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79597294/rectangle_large_type_2_e6c67952b7531733f63220a0fd628a2f.png?width=1200)
お金はどうしたら稼げるんだろう?と子どもと考えてみる
日常的に子どもと話しておきたいお金のこと、仕事のこと
息子が通うインターナショナルスクールの小学校入学試験で、
親子面接の際にこんな質問がありました。
「ご家庭でご両親の仕事についてお子さんとお話をしますか?お子さんはご両親の仕事内容についてどれくらいご存知ですか?」
これって、結構大事なことだと思っています。
子どもたちに、私たち親がどうやってお金を得ているのか、どんな仕事をしているのか、なぜお金を稼ぐ必要があるのか…と日常的にコミュニケーションを取っておくことがとても大切だと思うのです。
私と夫が、お金やビジネスに関して子どもの頃からしっかりと知識や自分なりの考えを持っておいた方が良いと考えていることもあり、
息子とは以前から下記のような話をするようにしていました。
お金を稼ぐとはどういうことか
お金があるとどんな選択肢が広がるのか
お金を稼ぐにはどんな方法があるのか
お金は銀行に預けてもほとんど増えないこと
現金を手持ちで持っていることのリスク
お金を稼げるようになるために子どもの頃からどんなことをしておくと良いのか
私たちの仕事内容(何を売っている会社なのか、どんな人たちがお客さんなのか、私たちはそのビジネスにどう関わっているのか)
etc…
私と夫が食卓でよくこうした話をすることも、息子がお金やビジネス、仕事に関する話をよく耳にする機会につながっていると思います。
すると、気付くと息子も最近、
「自分だったらどうやってお金を稼げるかな?」と考えるようになっていました。
息子が考えたお金を稼ぐ方法と実践
息子は、私たちにお金を稼ぐための自分なりのアイディアをいくつか持って来ました。
「僕が描いた絵をコピーして売ってみようかな?」
「僕が学校で習った美味しいお菓子の作り方でお菓子を作って売ろうかな?」
「風船に紐を付けて遊べるようにしてそれを公園で売るのはどうかな?」
「面白い車を発明してそれを売りたいから、まず設計図を書いてみようかな?」
etc…
息子なりに考えた色々なアイディアを私たちに持ってきて、
「やってみたい!」
とのことだったので、
「わかった、じゃあトライしてみたら?」
と私たちは賛成しました。
この息子の思いを大事にしたいよね、という考えから、最大限この思いを形にするお手伝いをしようと夫と話しました。
まずチャレンジしてみたのは絵を売ること。
一生懸命何種類かの絵を描きながら、
「買ってくれる人いるかな〜?」
「いくらだったら売れるかな?」
「どこで、どうやって売るのがいいのかな?」と楽しそうに考えていました。
次の日、自宅の前に、息子自作の段ボールで作ったお店を出店し、いらっしゃいませ〜と呼び込み開始。夫と息子の弟がその様子を見守ります。
残念ながら絵は売れず…
しかし息子は、
「風船なら売れるかも!風船売ってみる!」と言って、風船をその晩たくさん膨らまし、糸を付けて商品準備です。
そして次の日。
息子の風船屋さんが近くの公園でオープンしました。この日も、夫と弟が見守ります。
すると…
集まってくる子どもたち!そして念願のお買い上げ成立…!この時の息子のやり切った…!!という満足感あふれる笑顔が忘れられませんでした。
お金を稼ぐということの難しさと、
同時に自分の考えたビジネスで売上を上げるというやり甲斐もこの経験からきっと息子は感じ取れたと思います。
素晴らしい学びの経験だったなと思いました。
息子の思いを形にすることを最大限応援したい
子どもの学びの機会は、当然のことながら学校だけではありませんね。
学校で学んだこと、家庭で日々学んでいること…それらを融合して自分なりの考えを整理していき、それをどんどんアウトプットしていく経験。
子どもの学びの場を全て学校にお任せ、丸投げするのではなく、
私たち親が、
家庭だからこそ、
私たちだからこそ、
息子に教えられること、伝えられること、協力してあげられることをしてあげることで、
息子の学びの機会を最大限増やしていけたらなと思っています。
ちなみに、息子に、なんでそんなに今お金を稼ぎたいと思ってるの?と聞いてみました。
返ってきた返答は、
「だっておかねをたくさん稼いでカッコいい自転車買ったり、お友達におもちゃ買ってあげたりしたいからだよ!お母さん達にもお金稼いだらお金を少しあげたいし」とのことでした。
息子なりの明確な目標に向かって、
まだまだ色々な試行錯誤、チャレンジが続きそうです。
私たちはそのチャレンジを引き続き応援してあげたいなと思っています。