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親が「やらせたい」ことではなく子どもが「やりたい」こと
子育てを始めると、色んなことを経験させたい、やらせてあげたい、と思いますよね。
私も今まで色んなことを子どもにやらせたいと思ってきました。
英語、プログラミング、ピアノ、バイオリン、チェロ、水泳、体操、空手、絵画、公文、ラート、サッカー、習字、etc…
上記は全て長男と一緒に体験レッスンに行ったことがあるもので、
そのうち現在長男は、
英語(インターナショナルスクールに通わせている)
体操
ラート
絵画
サッカー
をやっています。
水泳や公文はやってみたものの、本人の意志もあり、途中で辞めました。
先週も麻布十番駅にオープン予定の体操系スクールの体験に行って来ましたが、体験に行って子どもが楽しそうにやっているのを見ると、ついつい習わせてみたいなと思ってしまう私です…。
でも、自分へのメッセージとしても伝えたいこととしては、
大事なことは私が「やらせたいなー」と思うことを子どもに提供するのではなく、
子どもが「やりたい!」「やってみたい!」と思うことをやらせてあげることであり、
子どもの気分がそこまでではなさそうな場合や、なんとなく親に気を遣って「やってみようかな」と言っている場合は、子どもの思いを大事にしてあげなければいけないですね。
特に、お母さんが大好きな子どもたちは、お母さんが喜ぶことをしたい、と考えて、本当はそんなにやりたくないことでも「良いかもね!やってみようかな」と言ってしまうことも結構ある気がしており(ちなみに私自身がそうでした)、加えて、親は意外にもそんな子どもの気持ちに気付けないことも多いので、少し注意して子どもたちの本当の声を聞いてあげることを意識することが大切だと思っています。
親の期待に応えたい子どもたち
自分のやりたいことよりも、
親(お母さん)のやりたいことを自分のやりたいことだと錯覚して一生懸命に頑張っている子どもたちは結構いるんだろうなと思います。
親がしつけなどにとても厳しかったり、
とても教育熱心だったり、
親が(経済的理由などで)大変そうだったり…
子どもたちはそんなお母さん(お父さん)のために自分から出来ることを一生懸命考えた結果、
親の期待に応えて喜ばせてあげること=自分のやりたいこと、自分がやるべきこと
と認識して、自分の真の思いに蓋をして親のために頑張る子どもになっていくものだと思っています。
私がまさにその典型でした。
母はしつけに厳しかったわけでも、教育熱心だったわけでもないのですが、
小6のタイミングで父親が急に亡くなるという経験が大きく私の考え方を変えました。
父が亡くなったことを機に専業主婦だった母が苦労して仕事を探し、働きに出るようになったことをきっかけに、
大変そうな母が少しでも喜ぶこと、楽になることをしたいと思うようになり、私は人が変わったように勉強するようになりました。
また、自分の大学の進路を考える時は、本当はアメリカに留学したいという思いがありましたが、そこは母が望んでいることではないからと、別の選択を取った自分がいます。
その選択を取ったことを後悔していなく、その選択があるからこその今なので、その自分の選択に感謝もしていますが、
でも、出来る限り自分の子どもたちには、私のために人生の選択をするのではなく、自分のために自分の人生を選択していって欲しいなと思っています。
自分のために生きて欲しい
そのために私たち親が出来ることは何だろう?と私も日々考えます。
明確な結論が出ているわけではないですが、
現時点で思っていることは、
自分の考えを押し付けないこと
子どもの思いに常に耳を傾けること
子どもの人生は子どものもの。自分の人生の一部にしないこと。
「〇〇しなさい!」と日頃から厳しくし過ぎないこと(怒られるのを恐れて子どもが自分の気持ちを抑えて良い子になろうとしてしまうため)
人生に失敗はないという考えを親が持つこと
などの考えを持っておくことが重要なのではと思っています。
習い事も子どもに任せる。
選択肢は提示しつつも、最後に決めるのは子どもたちであり、その選択を否定しないこと、ら
子どもが私たち親に気をつかうことなく、自分の人生をのびのびと楽しんでもらえるよう、私はそっと子どもを見守りつつ、自分は自分の人生を楽しみたいと思っています。