世間体よりも母である私が笑顔でいられる日々こそが子どもの幸せに重要だから
子どもの幸福感は母親の幸福感に依存すると思った
私の初めてのnoteの投稿は、私の簡単な自己紹介でした。
そこに記載をさせて頂いた通り、私は息子を出産して間もなく(1ヶ月ほどで)離婚をしています。
当然その選択肢を取るにあたり、 一定の批判的意見は受けるんだろうなと思っていました。
そしてやはり、私がそのような決断をしたことを伝えた親や知人などから当時下記のような意見も頂きました。
「子どもが生まれたばかりでかわいそう」
「お父さんはいた方が良いよ」
「もう少し考えてみたら?決めるのは早すぎる」
「優しい旦那さんだし勿体ないよ」
「そんなに早く離婚してなんのために結婚したの?」
etc...
確かに、当時ネットを見ていても、「子どもが小さい段階で離婚するのは親のエゴだ」「父親の存在は大きい」等々、私がしようとしている決断をするべきではないという意見がたくさん出てくるので、私の決断は現代社会においてはあまり受け入れられていないものなんだなと改めて認識させられました。
しかし私の中では決意は固く、
確かに結婚生活をうまく維持できなかったことは本当に私の責任ではあるのですが、そこにはもう改善の余地を感じられなかったため、出来る限り早い段階で決断をし、次のステップに進まないと、自分自身の幸福感がどんどん失われていく感覚がありました。そして私自身の幸福感が失われていくということは、生まれてきた子どもの幸福感も失われていくことにつながると感じていました。
そうなのです、
私は、
母親自身の幸福感が高く、
精神的余裕があり、
しっかりと子どもと愛情を持って向き合えることが、
父親がいるかいないかに関わらず、子どもの幸せに密接に関わってくるという考えを強く持っていたのです。
そのため、世間体、常識、周りの様々な意見・・・などよりも、私はその直感を信じて、自分自身の強い想いで離婚を決意しました。
我慢していた自分から解放され、自分らしく生きることを許された感覚となり、離婚後幸福感が戻った
結婚前の私は、なんとなく結婚というものに期待をしすぎていました。
結婚したら今よりもっと幸せになれる。
結婚して子どもを生んだらより幸せになれる。
自分のことを愛してくれる人と結婚すれば幸せになれる。
自分が結婚すれば親も安心し、喜ぶ。
などなど・・・
そんな考えが私を支配し、気付けば30歳手前の私は「私のことをすごく愛してくれて、優しくて、結婚したいと言ってくれる男性と出来る限り早く結婚しなければ」と強く思うようになっていました。
私は自分の直感に耳を傾けることなく、
どんな人と、いつまでに結婚をするか、という、結婚することに関し頭で考えるようになってしまったのです。
そうして周りの意見に急かされるような感覚で、2015年3月に結婚。同月に妊娠しました。
しかし子どもが出来た瞬間から、私の中で、今まで自分が抑え込んでいた自分自身の内なる声や直感を敏感に感じるようになると同時に、
次第に、結婚生活に大きな違和感と辛さを感じるようになってしまっていました。
自分のことを心から愛してくれて、
いつも優しくて、
家事もたくさん手伝ってくれる。
とても素敵な、素晴らしい旦那さんだったはずなのに、
この結婚は自分の想いで決断したのではなく、
周りの意見や、理想の旦那さんはこんな人、という一般的な常識、世間体に支配された状態で決断した結婚であり、私らしい選択を全て無視してしまっていた、そんなことに気付いてしまったのです。
それから離婚を決断するまでが本当につらい日々でした。
私らしく生きたい。
もっと自分の声に素直に耳を傾けたい。
自分がこんな気持ちのまま、自分の幸福感に嘘をついて子育てをしたら子どもが幸せになれない・・・
そんな思いが日に日に強くなり、
当時の旦那さんと毎晩毎夜議論を重ね、結果として出産後に離婚という決断をしました。
その決断後は、
ものすごく重かった荷物を下ろしたような感覚となり、非常に心が楽になりました。
そして、生後1ヶ月ほどでシングルマザーとなり、働きながら子育てをする二人生活が始まったわけですが、
想像以上の活力に満ち溢れ、想像以上にシングルマザー生活に楽しさと充実感を感じるようになりました。
もちろん、元旦那さんはとても素敵な方だったけれども、
私はこの決断に全く後悔はしておらず、
本当に決断出来て良かったと思っています。
そしてこのことが、日々子育てに精神的余裕を持って向き合える自分へと繋がり、それがさらに自分の幸福感、生活への満足度に繋がり、より一層子どもとの関係性の安定感に繋がったと感じています。
そして何より、
そんな私と息子の在り方、生き方が、最終的に今の大好きな夫との出会いと結婚に繋がったと確信しているのです。
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