インターナショナルスクールに通う小学生の日本語学習について
英語だけ学んで欲しいわけではない
昨年の受験から時が経つのも早いもので、
長男のインターナショナルスクール小学校生活がスタートして今週で2週間が経とうとしています。
*インターナショナルスクール受験については下記の記事に記載しています。
*小学校が始まった息子の朝の過ごし方については下記に記載しています。
息子の通うインターナショナルスクールは、
国際バカロレアのPYPプログラムに沿った授業が行われるのですが、
同時に日本語の授業にも力を入れており、
日本語(国語)の授業に関しては、
日本の小学校と同じカリキュラムで授業が行われています。
ですので、息子は早速公立の小学生と同じような国語の授業が始まりました。
今はまだ学校の授業が始まったばかりということもあり、基礎となる平仮名の練習などをやっているそうで、保育園時代からキララ(家庭保育園の自宅学習プリント)をやっていた息子にとっては今はまだ授業は簡単な様です。
今後、どの様な国語の授業が学校で行われるのかは私も未知ではありますが、
インターという進路を選択した時点で、国語(日本語)に関しては意識的に学校以外の場でも学習しておきたいと個人的には考えており、
(英語も大事ですが、母国語の日本語や日本の文学等を通じた日本の価値観、文化もきちんと理解している大人になれると良いなと思っているため)
そのために我が家で今小学一年生の息子に行っている家庭での日本語学習について少し書いてみたいと思います。
我が家の具体的な日本語学習
私たちは夫婦共に日本人ですので、当然家庭では日本語で会話します。
ただ、日本語のテレビやYouTubeは一切観せないようにしています。(YouTubeは観るとしても1日30分以内で英語のみ)
では日本語学習は何をしているのか?というと、主には下記です。
毎日のキララの学習を通じた、平仮名、カタカナ、漢字や句読点の付け方等文章の書き方の練習
毎日のキララの学習を通じた、日本語の文章読解問題演習
毎日の本の読み聞かせ(これは必ず毎日行います。)と、休日に図書館や蔦屋書店で2時間程度の家族での読書時間を確保
上記に、学校での日本語の宿題も加わります。(学校の宿題は5分以内で終わる簡単なものです)
文字にして書いてみるととてもやるべきことが多いような印象を受けますが、
問題演習に関しては一つ一つの量はそこまで多くはありません。(公文をやっていた時の方が宿題が多かったです。)
何より、継続して毎日少しずつでも取り組んで前進して行く。
それが大事だと思っていることと、
あとは、息子が大好きな読書をたくさんすることを通じて日本語を教えたいなと思っています。
学校に全てを期待しない
息子の通うインターナショナルスクールは日本語(国語)の学習にも力を入れてくれているということで、必ずしも家庭でそこまでやらなくても良いのでは?という意見もあるかなと思います。
私は、個人的な考えとしては、学習の場は学校が全てではなく、
故に学校に教育を全面的に期待して全て任せることはするべきではないかなと思っています。
学校での学びもベースに、家庭で出来ることをフォローしながら、子どもたちにとって必要な教育を互いに協力して提供して行くことが大事だと思っています。
私は、息子が大好きな読書にとことん付き合ったり、毎日の学習は私との協力作業で習慣として継続しながら、
息子との限られたかけがえのない時間を思い出に残る、そして、将来少しでも何か息子の役に立つ時間として、
残してあげられたらいいなと思っています。