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お菓子は甘くなくて良い子どもたち

我が家のデフォルトおやつは甘くないお菓子


記事のトップに載せた写真は、
夫が先日作ってくれた小さなスコーンのような焼き菓子。

材料は、有機薄力粉と、自然塩と発酵バターと重曹と卵のみ。

これらを混ぜてオーブンで焼くだけの簡単おやつです。

私も夫も、甘くないお菓子が好きなのですが、どうしても市販に売っているお菓子は原材料のトップにお砂糖がくるような甘いものばかり…

自分達が食べたいものは自分で作ろう!ということで、最近のお菓子作りは夫の役目。

子どもたちが寝た後にクッキーやパンケーキなどを焼いています。(お砂糖は不使用)

そんな甘くないお菓子がデフォルトの我が家なので、当然子どもたちにあげるおやつもお砂糖が入っていないもののみです。(お友達の家に行った時などは気にせず頂きます)

ですので、たまにレストランなどでデザートが出て来ると、長男は甘過ぎて食べることが出来ず、だいたい一口で「もう十分!」と言います。(食べ過ぎないでと言わなくても、そもそも一口くらいしか食べないので、子どもの虫歯予防としては助かります。)

(ちなみに、まだ一歳の次男には、お砂糖入りのものを一切与えていません。)

こんな長男の甘いものへの執着のなさを見ていると、以前の記事にも書きましたが、子どもは甘いものでないと食べないというのは、子どもだからそうというわけではなく、大人がそう思い込んで甘いものを日常的に与えるから甘くないと食べてくれない、となるんだろうなと感じます。

カカオ100%チョコレートが気に入った息子


先日も面白いことがありました。

私はカカオ100%のチョコレートが好きで、
たまに食べているのですが、
長男も「僕もお母さんが食べてるそのチョコレート食べてみたいなー」と言うので、

「いいけど、これお砂糖が全く入っていないチョコレートだからかなり苦いけど大丈夫?」

と聞くと、

「でも身体に良いんでしょ?僕食べてみたい」とのことだったので、少し割ってあげました。

すると息子が、
「苦っ!!」

と言いながらも、2枚目を欲しがり、

「苦いけど少しずつ食べてると段々慣れてきてすごく美味しい!」

と、口の周りにチョコレートをつけながら笑顔で嬉しそうに言うので、
カカオ100%のビターチョコレートをこんなに美味しそうに食べる7歳児にちょっと面白くて笑ってしまいました。

あんなに苦いチョコレートでも、普段甘いチョコレートを食べていない長男にとっては、美味しいと感じられるんだと感心しました。

どんなに有名ケーキ屋さんのケーキでも食べない息子


かく言う私と夫は、
今でこそ甘くないお菓子か、お砂糖が入っていても極力甘さ控えめのものが好きではあるものの、
子ども時代は全くそんなことなく、
市販のお菓子も好んで食べていたので、
甘いものも、極端に甘過ぎなければ楽しめます。

しかし長男に関しては、
街のケーキ屋さんのケーキはまず食べません…甘過ぎるようで、一口くらいしか食べれないと感じるようです。

その点、私や夫よりも、長男の方が甘いものを受け入れない舌になっています。

長男が唯一全部食べてくれるケーキは、我が家で作るもののみ。

お砂糖が入っていない、あるいは、甘味は甘酒だけで作られたケーキです。

これなら、不思議ともっともっとー!とたくさん食べます。

お菓子は甘くなくて良い、むしろ、甘くない方が良い、ようです。

子どもの味覚は日々の積み重ねで形成されていきます。

子ども=甘いものが好き、という等式にとらわれず、子どもに与えるおやつは甘くないものにすることを徹底すると、

虫歯が出来ることも心配しなくて良いですし、肥満や小児糖尿病の心配もしなくて良いですし、親の子育てを楽にしてくれる、良いことだらけだなと感じています。

そんなことを思いながら、長男と二人で連日カカオ100%チョコレートをおやつに楽しみました。

チョコレートはお砂糖無しが最高です。

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