LilyMameoka

おしゃべりひろゆきメーカー作った人。Founding Member of CoeFont Co.,Ltd.

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最近の記事

意外にもマイルドなエステート。すごく優秀なクルマだけど...... Subaru Levorg 試乗記録 #8

今回乗ってみたのはSubaru Levorgだ。かつて私の祖父がBP系 Legacy Touring Wagonに乗っていて、そのスポーツカーのようなアイポイントの低さと当時のAudiのような紳士的な内装が好きだった。あの頃のLegacyの遺伝子を最も濃く受け継ぐクルマが10年ほど前にデビューした初代Levorgであるわけだが、その2代目は果たしてどのようなクルマなのか、湘南や群馬へのロングツーリング、都内や群馬県内での日常使いなど、さまざまなシチュエーションで確かめてきた。

    • インド人向けの設計は日本人にもピッタリ?! これからの国内市場のトレンドは「インド車」なのか。 Honda WR-V 試乗記録 #7

      今回はHonda WR-Vに乗ってみた。このクルマの最大の特徴は大人複数名(4〜5人)乗車が多い南アジア・東南アジア、特にインド市場に向けて設計されていることだ。そして今の日本市場は「大人数乗車ができる広いクルマこそ正義!」なマーケティング的風潮がある。つまり、室内空間が広く大人の多人数乗車ができてコンパクトな車体の南アジア・東南アジア向けSUVはまさに日本市場にピッタリなのだ。実際SuzukiもFronxをインドから輸入するようだし、Nissan Kicksもタイからの輸入

      • 楽しさと美しさでドライバーの心を満たしてくれるMazdaの自信作。 Mazda 3 試乗記録 #6

        Mazdaはクルマとの一体感のある運転感覚や、ドライバー中心の設計、余白の中に美しさを見出す「引き算の美学」を徹底した内外装デザインなどの要素を大切にしてクルマ作りを行っている。例えば、以前RoadsterのCMなどで「クルマは単なる道具ではない。ともに走り、ともに歓び、ともに生きていく。」というフレーズを掲げていたように、クルマが好きで、クルマを運転するのが好きな私にとって、最も考え方が近く、作られたクルマの性格も最も私好みなメーカーと言える。その中でも今回乗ったMazda

        • 「走る歓び」はここにある。自然と笑みが溢れる"Jinba Ittai"の運転体験。 Mazda Roadster 試乗記録 #5

          今回はMazda ND Roadster(MX-5 / MX-5 Miata)に乗ってきた。私はMazdaが全世界で掲げる"Jinba Ittai"(人馬一体)の思想によるドライバー中心の設計、思い通りに操縦できる愉しさが大変好みであった。さらに、魂動デザインの採用や、余白に美を見出し光や風景も合わせてクルマを芸術とする"引き算の美学"に基づいた美しい内外装デザインも、私を虜にさせている。そして、このクルマはそれらの素晴らしいクルマ作りの方向性の最たる例と言えるだろう。今回は

        • 意外にもマイルドなエステート。すごく優秀なクルマだけど...... Subaru Levorg 試乗記録 #8

        • インド人向けの設計は日本人にもピッタリ?! これからの国内市場のトレンドは「インド車」なのか。 Honda WR-V 試乗記録 #7

        • 楽しさと美しさでドライバーの心を満たしてくれるMazdaの自信作。 Mazda 3 試乗記録 #6

        • 「走る歓び」はここにある。自然と笑みが溢れる"Jinba Ittai"の運転体験。 Mazda Roadster 試乗記録 #5

          文句なし!これがクルマの"最適解"!? Honda Civic 試乗記録 #4

          今回はHonda Civicに乗ってみた。最近のクルマの中でトップクラスにハンサムなスタイリングが魅力的なCセグメントハッチバックだ。CセグメントはVW GolfやToyota Corolla、Mazda 3など各メーカーが主力となる車種を取り揃えていて、まさに群雄割拠な様相を呈しているクラスである。それらの中でCivicはどのようなポジションであるのか、ライバルに比べてどのような魅力を持っているのか、東京の街中から高速道路、そして群馬の峠道など、いろいろな場面を走らせて検証

          文句なし!これがクルマの"最適解"!? Honda Civic 試乗記録 #4

          利便性、乗り心地、運転感覚......全部詰め込んでも、この価格。 Toyota Corolla Touring 試乗記録 #3

          今回はToyota Corolla Touringに乗ってきた。 このクルマはCorolla Sportをベースとしたエステートで、主に日本国内市場とニュージーランドで販売されている。日本国内市場などではCorolla Fielderの後継として、欧州などではAuris Touring Sportsの後継として2019年にデビューした。 欧州ではTouring Sportsという名称でCorollaのエステートが販売されているが、こちらはホイールベースがTouring,

          利便性、乗り心地、運転感覚......全部詰め込んでも、この価格。 Toyota Corolla Touring 試乗記録 #3

          ミニマリスティックなインテリアと、マキシマリスティックなパワートレイン。 Volvo XC40 Recharge 試乗記録 #2

          今回はVolvo XC40 Rechargeを試乗してきた。Volvo XC40は、2018年にデビューしたCセグメントSUVで、内外装ともにVolvoらしいスカンジナビアン・デザインを採用しつつも、従来のVolvoとは一線を画す独自のちょっとファンキーなスタイルを持っている。また、ガソリン、ディーゼル、マイルドハイブリッド、PHEV、BEVと、非常に多彩なパワートレインを用意しているのも特徴だ(2024年10月現在日本国内向けはマイルドハイブリッドとBEVのみ)。 その中

          ミニマリスティックなインテリアと、マキシマリスティックなパワートレイン。 Volvo XC40 Recharge 試乗記録 #2

          かつて描いた"未来"はもう今の選択肢になっているのか。Toyota Mirai 試乗記録 #1

          今回はToyota Miraiを試乗した。Toyota Miraiは、世界初の量産市販燃料電池車として、初代が2014年にデビューした。現行型である2代目JPD20型は2020年に登場しており、初代とは全く異なる車へと変貌した。初代Miraiは、ZVW30型Priusをベースにした、未来感を少し取り入れた5ドアハッチバックであった。一方、2代目は、Toyota CrownやLexus LSと同じGA-Lプラットフォームを採用し、伸びやかで流麗な4ドアクーペ風フォルムの後輪駆動

          かつて描いた"未来"はもう今の選択肢になっているのか。Toyota Mirai 試乗記録 #1