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インド人向けの設計は日本人にもピッタリ?! これからの国内市場のトレンドは「インド車」なのか。 Honda WR-V 試乗記録 #7
今回はHonda WR-Vに乗ってみた。このクルマの最大の特徴は大人複数名(4〜5人)乗車が多い南アジア・東南アジア、特にインド市場に向けて設計されていることだ。そして今の日本市場は「大人数乗車ができる広いクルマこそ正義!」なマーケティング的風潮がある。つまり、室内空間が広く大人の多人数乗車ができてコンパクトな車体の南アジア・東南アジア向けSUVはまさに日本市場にピッタリなのだ。実際SuzukiもFronxをインドから輸入するようだし、Nissan Kicksもタイからの輸入
「走る歓び」はここにある。自然と笑みが溢れる"Jinba Ittai"の運転体験。 Mazda Roadster 試乗記録 #5
今回はMazda ND Roadster(MX-5 / MX-5 Miata)に乗ってきた。私はMazdaが全世界で掲げる"Jinba Ittai"(人馬一体)の思想によるドライバー中心の設計、思い通りに操縦できる愉しさが大変好みであった。さらに、魂動デザインの採用や、余白に美を見出し光や風景も合わせてクルマを芸術とする"引き算の美学"に基づいた美しい内外装デザインも、私を虜にさせている。そして、このクルマはそれらの素晴らしいクルマ作りの方向性の最たる例と言えるだろう。今回は
利便性、乗り心地、運転感覚......全部詰め込んでも、この価格。 Toyota Corolla Touring 試乗記録 #3
今回はToyota Corolla Touringに乗ってきた。 このクルマはCorolla Sportをベースとしたエステートで、主に日本国内市場とニュージーランドで販売されている。日本国内市場などではCorolla Fielderの後継として、欧州などではAuris Touring Sportsの後継として2019年にデビューした。 欧州ではTouring Sportsという名称でCorollaのエステートが販売されているが、こちらはホイールベースがTouring,
ミニマリスティックなインテリアと、マキシマリスティックなパワートレイン。 Volvo XC40 Recharge 試乗記録 #2
今回はVolvo XC40 Rechargeを試乗してきた。Volvo XC40は、2018年にデビューしたCセグメントSUVで、内外装ともにVolvoらしいスカンジナビアン・デザインを採用しつつも、従来のVolvoとは一線を画す独自のちょっとファンキーなスタイルを持っている。また、ガソリン、ディーゼル、マイルドハイブリッド、PHEV、BEVと、非常に多彩なパワートレインを用意しているのも特徴だ(2024年10月現在日本国内向けはマイルドハイブリッドとBEVのみ)。 その中