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「自利利他。自分にとってウェルビーイングな活動の割合とは?」新しい働き方LAB研究員制度第2期計画書

2021年に引き続き、今年も”新しい働き方LAB研究員制度”へ参加することとなりました!今年は2つの指定企画に挑戦します。

こちらは『幸福学』の第一人者である前野隆司氏と新しい働き方LABのコラボ企画である、「幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか」というテーマに基づいて活動を行っていくための研究計画書です。

◆新しい働き方LAB研究員制度とは

フリーランスや会社員、主婦や学生、教師たちによる、働き方や生き方、人生の楽しみ方の自由研究を自身が決めたテーマでそれぞれ行っていくというものです。6月から12月の半年間実験を行い、2023年1月には実験成果によって盛大な授賞式が開催されます。この制度の素晴らしいところは、かならずしも成功が成果ではないということ!失敗も必ず成果につながっていくところです。

◆実験の目的と背景

「幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか」

半年間で、何をすれば、どれくらい幸せになれるのか。幸福学の第一人者である前野隆司先生との共同研究です。
本実験では、幸福度を高めるための「幸せの4因子」に基づいて様々な活動を行い、半年間でどのくらい幸福度を高めることが可能なのかを検証していただきます。
ご自身のウェルビーイングとしっかり向き合い、幸せな働き方・生き方を実現したい方にご参加いただきたい実験です。

私が今回このテーマに応募した理由は、タイトル通り自利利他的な活動を通して、どれくらい利他的な活動が自分の幸福度につながるかを検証してみたいと思ったからです。
応募要項にこの企画に参加するメリットとして「意図的に幸福度を上げる方法を習得できる」と記載されていたのも、真っ先にいまの自分に必要と興味が湧きました。

と言うのも、今の働き方は、自分の将来の夢を実現するために自分自身で決めた道でしたが、文章も読書も苦手という状況からライターという道を選んだため収入を得られるようになるまで正直とても苦労しまし、今現在もそれほど安定して収入は得られていません。

さらに今年度からは、市民団体活動の代表として地域の子ども達のキャリア支援を始めたため、週末も時間に追われる日々を過ごしています。

ちなみにこの市民団体活動は、昨年度第一期生として新しい働き方LAB研究員制度に参加したことがきっかけとなり団体立ち上げにつながりました。
▼以下昨年度の実験内容です。ご興味ある方はご覧ください。

多忙な日々を過ごす中で、収入を得るための活動なのか、自己満足のためなのか、それとも他者のための活動かと自分が目指す方向性がだんだんわからなくなってきました。
他者を優先にした利他的な活動を増やすと収入が減ります。収入のために仕事を増やすと、利他的な活動と、家事と子どもの面倒を見ながらでは時間に追われ疲れ果ててしまうことがあります。

そのため収入も時間も活動内容も含め、自分にとってよりウェルビーイング(心が豊かになり、体に負担がない)となる活動はどれくらいの割合なのかを、この実験を通して検証し、将来の人生設計の参考にしたいと考えました。

◆活動の概要

『幸福学』の活動には、既定項目もあるため、これらを実践しつつ独自の実験測定を行っていきます。(6月現在)

<既定項目>
毎週の「ハピネスチャレンジ」(前野先生の研究結果に基づいた、幸福度を高めるための問い)に取り組んでいただきます(各チャレンジの所要時間は15分程度を想定)
上記に加え、課題図書および不定期のセミナーや交流会などの企画にもご参加いただきます。
グループ全体として以下のテーマについて議論。代表者2名の方にレポートを作成していただきます。

【テーマ1】
職場における幸福度を高めるために企業が取り入れるべき施策 
【テーマ2】
幸福を高めるために日々の生活に取り入れるべき習慣

・期間中、ご自身の幸福度についての自己評価をトラッキングしていただきます。また、活動の前後および中間地点において、幸福度の測定を行います

また、3つの指定図書の読了も目指します。

幸福度診断で自分自身のいまの幸福の形も確認。私の6月の時点での診断はこのような結果が出ました。今後も定期的に実施し、どのような変化があらわれるのかを見ていきたいと思います。

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◆実験の測定方法

測定方法として、下記測定項目を入力していく独自のフォーマットを作成。毎日入力していきます。

<測定する内容>
①利他的な活動をどれくらい行ったか
②自分のための時間はどれくらい使ったか
③収入のための活動割合
④家族との関わり度合い
⑤他者との関わり度合い(友人・知人含む)
⑥一日の幸福度

※①~⑥項目を各0~10レベルで測定
※②個人的な仕事(収入につながらない)、趣味の時間、運動など含む
※③実際に会って話をするや行動した度合だけでなく、活動を通してどれくらい他者を優先に考えられたかも含む
※利他的な活動としては、収入や人からの称賛よりも自分が誰かのためになるであろうと選んだ行動とする。
【利他的な活動例】市民団体活動、イベント開催、個人で行うインタビュー及び文章作成など、自分の収入につながらない活動。家族や友人・知人のために行った行為、頼まれごとなど。

上記測定した結果を毎月月末に集計し、データの考察を月次レポートとしてnoteで発信していきます。
こちらのフォーマットはどなたでも使えるように設定しておりますので、もし同じような実験をしてみたいという方はご利用ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScF6CELh8i_lW9DbRsXjtNuJHMlpugTT4kIvW_-4FtCjli3bg/viewform?usp=sf_link

◆スケジュール・進め方

<実験測定の日程>
6月:Googleフォームの作成、実験準備
7月~11月:実験実行
12月:まとめ

上記スケジュールは6月現在のものです。今後実験の進行状況によっては、内容の変更もあります。

◆最後に

昨年新しい働き方LAB研究員制度に参加したおかげで、10年間何もしてこなかった専業主婦から見事に自分の人生が180度前向きに変わりました。
今回もこの半年間で自分がどれくらい変化するのか、楽しみながら実験を進めていきたいと思います。