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金曜の午後に思うこと

Lilyです🕊 

初めましての方へ、私のプロフィール です。

今週も今日で終わり。今週もまた何かを成し遂げた訳でも、日々大したことなんて本当にしていないけど、それでも私は頑張ったと。自分を責めずにとびきり優しくしてみようと。欲求の赴くまま、冷蔵庫からキンキンに冷えた白ワインを取り出してみます。1月下旬にもなると日も延びて、冬の張り詰めた空気からほんの少し明るくなった日差しを感じながら、真っ昼間から独りお酒を飲むのは最高に幸せで。音楽なんかあったらさらにお酒が進んで、今日は昼寝くらいしかもう出来そうにない。別にお酒を飲んでるからとかそういうことでもなくて、なんか、今もの凄く自分の中で気づきが起きて、気持ちよくて、自分もリラックスしていて、自分に寛大で。こんな感じがもしかして自分の一丁目一番地じゃないかって気がしてるから、午後も本当はやらなければならない事が盛り沢山だったけれど、この際もうやるのはヤメたのです。

そういえば旦那氏との関係にも、いつもお酒がつきものでした。だらだらと長い時間よく飲んで色んなことを喋ったものです。特別なところに出かけなくても、ちょっとしたおツマミとワインで、何時間でも狭い家で快適に過ごせてました。子供ができて、真面目に素面に、親として生きはじめて色々なことがうまくいかなくなった実感はあります。3人のバランスどころか2人の関係すら整えるのが本当に難しいことすらありましたが、大昔は違いました。リラックスしていたし、全てが自然体でした。

恋人から夫婦になっても大した変化はなかったけれど、子供が産まれてからは大きくちがう。何もかもが大きく崩れてしまった。夫婦という土台があってこその子育てと思ってきたけど、その土台こそが揺さぶられる問題がたくさん起きてしまった。

こんな最高な金曜日の午後は、私にとって幸せすぎるおひとりさま時間だから、広い心で感じることができている。日々のタスクと子育での悩みに押しつぶされそうになりながら、こんなにリラックスした自分自身を、子供が起きてから寝るまでの時間で誰にも見せてきたことはなかったかもしれない。彼だって、物理的に子育てに携わる機会は少なかったし、仕事にかまけている様子にしか見えなかったけれど、もしかしたら、彼的にも、初めての、しかも高齢になってからのパパとして、厳格な両親の元に育ったからこその彼特有の父親像を演じなければと苛まれていたのかもしれない。と捉える心の余裕も持つことができている。彼も昔より随分と面倒がらずに子供と遊んでくれている。でも、リラックスした、ゆったりと話す彼をもう長いこと見ていないな。それに本当に最近、彼は年老いたし、見るからに健康的ではない。私もたいがいだが、彼の心の中にも、色んな感情が渦巻いているのだろう。私に対しても、娘に対しても。自分自身に対しても。

いつも頑張りすぎの彼に、「今日は在宅勤務にしたら?あるいは有給でもとったら?」とLINEしたら「無理に決まってるだろ」とすぐに返事が返ってきた。「そんなこともないと思うけど」と反論してみようかと頭をよぎったけど、「OK」とスタンプ一つで返しておきました。

私のワインはこんなnoteを書いているうちに、もうすぐボトルの半分が空きそうです。さあ、この後は何して過ごそうか。子供をお迎えに行くまでの数時間、この自由、ワクワクが止まらない。「もう、好き勝手にしてやる!」と何に対してか自分でもよく分からない反抗心すら湧いてくるくらいです。

愛をこめて、Lily


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