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行ったことのある世界28カ国の中で交通マナーが最もめちゃくちゃな国


ベトナムのバイクが想像を超えていた


私が行ったことのある世界28カ国の中で交通マナーが最もめちゃくちゃな国・・・それは、ベトナムです!

ベトナムはバイク大国だとは知っていましたが、実際来てみると、その走り方の縦横無尽ぶりは想像を超えてました…

大きめの原付のような大量のバイクが道路の右から左まで行ったり来たり、車と車の間を擦り抜けて走っているので、タクシーに乗っていてもヒヤヒヤします。

絶対にバイク専用道路を作った方がいい!
バイクは右端しか走らないように厳しくルール徹底したほうがいい!

私がベトナムの首相になったら真っ先にこれをやりますね(笑)

そのほうが絶対に車もバイクもお互いストレスフリーじゃないですか。

バイクを避けながら走らないといけないので、車もバイクもさほどスピードが変わらないという状態。

う〜ん、非効率。

それに排気ガスやばすぎます。
1日目、喉と目が痛くなってしまったので道路に出る時はマスクをすることにしました。

私が首相になったら真っ先にバイク対策をやります!(2回目)

他の国の道路事情は

台湾

ちなみに台湾もバイクが多いことで有名ですよね。

確かに多いです!でもちゃんと右端を走ってます。車に紛れて走ってないです。

台湾の大学にいたベトナム出身のクラスメイトが「ベトナムのほうがバイクが多くてしかも危険です」と言っていたのを思い出しました。

歩行者優先ではないので、バスとかが横断歩道を渡っている時にギュイーンと右折してきたりして、怖い思いをすることもありましたね。

中国大陸

中国は、もちろん譲らないです!

我先に我先にと行きますし、歩行者優先ではありません。

バイクなどは急に止まったり急に曲がったり急にUターンしたり、本当に自由です。車は比較的マナーを守って走っています。

しかしなんせ道路がバカ広いので、少しくらい無茶な運転をしてもぶつかりそうになることは少ないです。

1車線の幅と車とバイクの間のスペースが広いんです!
しかし車間距離は異常に近いです(笑)

中国では土地が広いために車道とバイク道、歩道がきっちり分けられており、それぞれにかなり広さがあるので、マナーは決してよくはないですが、運転はしやすいです。

私が住んでいた町では、バイク専用道路の幅が日本の一般的な車道1車線分あります。

中国で通勤に使っていた道路 車道片側3車線+バイク道+歩道

マレーシア

マレーシアはスピード狂です。

車もバイクもすごい飛ばしてます。
タクシーなど高速で180kmとか出す人も結構いて、それで片手運転されたことがあって生きた心地がしませんでした…。

それにやたら車線変更するのが怖いです。

昔ペナンに住んでいたとき、タクシードライバーが「誰も交通ルールなんて守ってないけど、逆にお互い信用してないから相手の動きに注意していて意外と事故にならないんだ」と言ってて、なるほど一理あるな、と思いました(苦笑)

そうは言っても、この間日本人が乗っていた観光バスの事故がありましたが、スピード出し過ぎと車線変更の縦横無尽さを思えばそりゃあ事故も起きるわと、在住者は思ったことでしょう。

一番怖かったタクシー体験

いろいろな国でタクシーに乗ってきましたが、一番怖かったのは意外にもスペインのタクシーです。

バルセロナでスピード狂というかクレイジーなタクシーに乗ってしまったんですが、道がちょっと空いた瞬間にすごいスピードを出すんです。

観光地の真ん中で、歩行者が左右にたくさんいる道なのに、前の車が空いた瞬間にアクセルいっぱいに踏み込んで暴走したあの一瞬が、私のこれまでのタクシー体験で一番恐怖を覚えた瞬間でした。歩行者根こそぎ跳ね飛ばすんじゃないかと思いました。

映画「ワイルド・スピード」くらいの暴走でした。本当に…

日本人は譲る民族 感動の規律正しさ

そんなふうに海外でヒヤヒヤする道路事情を体験していると、日本に帰った時に日本の道路の規律正しさ、日本人の運転の優しさに感動してばかりです。

娘と2人で「日本人は譲る民族」と言ってます。

車間距離もすごい空いてるし、そこかしこで「どうぞどうぞ」と譲り合いが見られる。

歩いている時も譲る民族なので、車でも譲る民族ですね。

日本はなんて走りやすくて歩きやすいんだ!!

タクシーやバスが暴走なんて普通有り得ないですよね。
どちらもお客様をお乗せしていますので、というサービス精神がいっぱいです。

本当に稀有な国で、感動ものの民族性です。

注:全て個人の感想です。

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