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日本でフルタイム勤務小学生育児が無理なのに海外ではできるわけ

フォロワー28.4万人!の超人気子育てインスタグラマーさんが、
「ママの働き方・小学校フルタイム厳しい」と書いていて、ママさんたちから怒涛のコメントが寄せられてました。


日本で子どもが小学生になるとママがフルタイム勤務できない理由

日本で子どもが小学生になるとママがフルタイム勤務できない理由としては

1、下校時間が早い
2、行事などによって下校時間が早まることが度々ある。
3、平日の授業参観などの行事
4、1ヶ月半の夏休み

が挙げられます。

日本の小学校の下校時間

私が一時帰国時に子供を通わせていた日本の小学校では、8時登校、2時45分下校、週に一回だけ3時30分下校でした。(1~3年生)

通常、フルタイム勤務の仕事は17時か18時就業なので、お迎え行けないし、子どもの帰宅時にママ不在になってしまいます。

海外で日本の教育システムに則って運営している日本人学校では、娘が通っているベトナムで言うと、8時登校、3時35分下校。週に一度は13時半下校です。

さらに入学式や卒業式や終業式や何やらイベントがあると午前中のみになる日が度々あります。

3年生以下の低学年の子どもを1人で帰宅させるわけにも、1人で留守番させるわけにもいかないので、誰かが迎えに行ったり家にいたりする必要があります。

1980年代の日本

私が小学生だった1980年代は子どもが生まれたら専業主婦が当たり前の時代で、小学生の子を持つ母親は家計を助けるために内職はしても、外には働きに出ないのが普通でした。

クラスに1人か2人くらい、自分で帰宅して留守番をする子がいて、その子たちは首から紐に繋がれた家の鍵をぶら下げていたので、「鍵っ子」と呼ばれていました。

鍵っ子の親たちは、片親だったのかもしれないし、何か事情があって両親ともに夜まで帰れない仕事をしていたのでしょう。

時代が変わっても変わらない学校システムと母親が肩身の狭い思いをする日本社会

時代が変わって、日本も不景気になり、旦那さん1人の給料で子どもを育てるのが厳しくなって、社会の景気を上げるためにも女も年寄りも働け、母親も働け!となったにも関わらず、学校のシステムだけが変わっていません。

さらに治安は悪くなって、昔より子どもを1人でいさせられないのに、親の仕事の時間と子どもの学校滞在時間がどう考えても合わない。

無理ゲー。

学童に行かせることもできますが、やはりこの状況ではママは時短勤務か在宅ワークにするしかありません。

しかし一般的に時短勤務にすると給料もその分減る、職場の理解のない人たちに嫌味を言われたり肩身の狭い思いをする、在宅ワークって口で言うほど簡単に稼げません。

私はシングルになった当初、日本で在宅ワークで生計を立てようとしましたが開始早々に稼げるわけもなくて月収2万ほどにしかならず、挫折しました。

その後非常勤の講師の仕事を始めましたが、月収7万家賃7万。プラスで在宅ワークも頑張ってなんとか10万超え、当時子どもは2歳で手がかかる時期、週末は子供と遊ばなければいけない。両親の援助なしには生活が成り立ちませんでした。

それでもこども園は18時ごろまで預かってくれるので、まだ両立できます。小学校に上がったら下校時間が2時とか3時とか、、、無理〜。

夏休みなんて子どもは40日休みで親はお盆の1週間。
How can I do that? 
Why Japanese people?

両親の援助なしに生きられない母子生活なんて惨めすぎる。

そう思って私は海外に戻ることを決めました。

海外なら両立できるわけ

中国では小学校は8時から18時まででした。両親共働きが当たり前の中国、子どもの学校滞在時間と親の勤務時間を合わせてくれています。

4時から2時間は保護者がほんの少し費用を払って行う課外活動でした。
中国でも行事などで不定期に下校時間が早まることがありましたが、私の仕事は時間がフレックスだったので、ほぼ迎えに行けました。

中国でもベトナムでも、私の勤務時間はフレックスです。やるべきことをやっていれば途中抜けてもいいし、子どもの行事などで半休を取るのも簡単、急な発熱などで休む場合には、スケジュールによっては同僚に迷惑がかかることもありますが、それはお互い様なので別に嫌味を言われることもありません。

日本で一時期コールセンター勤務をした時は、子どもの病気で休むのに電話をしたら、女性主任にものすごく嫌味を言われました。

さらに中国でもベトナムでも、週に2日ほど出勤であとは在宅勤務です。
会議の時間も私の子どもの送迎時間を避けて設定してもらってます。

お迎えの時に会うママさんたちは、きっと私が働いているなんて思っていないでしょう。

Threadsで北欧で働いている女性が、「週2日出勤であとは在宅勤務、出勤日も9時ー16時」と北欧のワークライフバランスの良さを投稿していましたが、海外ではそのような働き方がすでに主流になっているのでは、と思います。

日本もITの会社など一部在宅勤務OKの会社もあると思いますが、まだ主流とまでは言えないかな?

それに日本より海外の方が、家族の事情による休みや早退に寛容です。みんな家族が大事です。

大副業時代だけど本当の理想は本業一本で豊かな暮らしでは

今は大副業時代で、主婦やママたちが必死に副業の情報を集めてなんとかして自由に使えるお金を自分で稼ごうとしていますね。

家にいながらお金がたくさん稼げたら、子どもとの時間が確保できるし夏休みも怖くないし、家族旅行もバンバン行ける。

副業で爆稼ぎってすごく魅力的ですが、本来は好きなこと得意なことを本業にして、それが在宅でできて、それ一本で豊かな暮らしが送れるのが理想だと思いませんか?

副業って本業に加えてやることだから、いくらAI使って時短とか言ってもそれなりに労力と時間取られるし、勉強のための投資も必要で、ただでさえ多忙な育児中に本業+副業+家事+育児って1日24時間で足りんってなりませんかね?

私もシングルマザーとして自分で稼いでいかないといけないので、副業情報もアンテナ張ってますが、好きで得意な本業✖️在宅フレックス✖️豊かな収入
これが一番理想だよな〜と思わずにはいられません。




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異国暮らしのリリィ
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