大福とお茶と 縁側で
春まぢか
和菓子の季節(個人の見解です)
「スイーツ」より「お菓子」ということばがすき
宝物みたいで
さまざまに工夫された美しい「スイーツ」も
もらったらうれしいし みてるとたのしい
でも シンプルなものは もっとすき
プライベートの行事で
たくさんお菓子をいただくことがあるけど
老舗のもなかとか 凝りすぎてないクッキーとか
バタークリームサンドとか
ぽてっとの重みと 素材の淡い味を感じられるもの
糧 みたいな 少し無骨なものにこころひかれる
商店街のはじっこで 昭和のまま時が止まってるような
きどりすぎてない和菓子屋さんをみつけると
ずんずん入ってゆく
日持ちのしない むき出しの ぽてっ が
ショーケースにいっぱい並んでるとしあわせになる
これとこれと を伝え 包装紙にくるまれる音をききながら
お店のひととやりとりする この時間がすき
大福とお茶 なんて繊細で甘やかな至福
春を口実に 和菓子屋さんに行こう行こう
リリィミンツ
SSMP
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