美しきヌケ
すごい 個性的 と 思わせたいだけの表現は
じぶんのなかでは もう違うのかもしれない
と 最近よくおもう
わたしをみてみてー が 前面の
その価値観がおなかいっぱいなのかも
個性を意図したつもりでも 過去100年以上
同じパターンを踏襲してるだけだったりで
それをほめたりするのも もはやめんどくさい
そんなアピールより
スーパーで 二の腕ぷっくりなご婦人が
長く生きて いろいろ経験したからこその余裕の笑顔で
着古し花柄ワンピで買物してたりすると
あーいいなぁっておもったりする
そこに自我はなく ただすきな(だった)服を
皮膚としてまとってるだけだから
もちろんそれでもすてきにみえるのは
過去にがんばってきた密度とか
最高の位置がどこにあるかを知っている
積み重ねあってこそなのだけど
ただぼんやりしてたり さぼってるのとは
まったく意味がちがう
自速290Kmだせるポルシェが
60kmで軽やかに抜かしていくような?
トリプルアクセル飛んじゃうスケーターが
さらりと練習でとんでるときのような?
そういうかっこよさ
余力あってこそのヌケの妙
あ わたしはぜんぜん極められてないから
そんなかっこよさには程遠いけど
それでも
誰かに認められなくても
へんなのっておもわれても
じぶんがすきとおもったことを
ひとの意見なんてまったくきにせず
つらぬく経験値と余裕はあるかも
ここまで それなりに奮闘して生きてきた
わたしサイコー
オトナさいこー
リリィミンツ
SSMP
* ずっとウタうシゴトしています*