11人vs10人（清水‐甲府）

2024.8.17  明治安田J2リーグ
第27節　清水 3-0 甲府
カルリーニョス ジュニオ
ルーカス ブラガ
アブドゥル アジズ ヤクブ
1位

こんにちは。
メンタルコーチ 兼 清水サポのLilyです。

１，富士山ダービー

富士山の北と南

ただそれだけで
なにかと比較されることの多い
山梨と静岡。

甲府さんには従兄弟(いとこ)くらいの親近感を
抱いている私ですが
難敵だなというのが対戦しての印象。

去年は篠田監督相手に勝てませんでしたし
今年のアウェイでは
終了間際にジェラ選手のゴールで
辛くも勝利となりましたが
さて今回は？　と思っていたら
今回はかなり荒れた試合になってしまいました。

後半1分で甲府側に退場者が
出てしまったからです。

とはいえ、試合自体は
お互いの選手の好プレーが多く
見応えがあったと思います。

ヴァン君もきてくれましたし
蓮川選手も中村選手も出場できましたし。

これからも甲府さんとは
従兄弟のような関係を
続けていけたらいいなと思います。

２，退場者が出たとき

1年間戦っていくと
こちらが1人少なくなったり
(最近はあまりないですが)
相手が1人少なくなったり
という試合に遭遇することがあります。

相手が少なくなった！ラッキー！

と思うのは最初だけで、
意外にも数的優位な方が苦しんだり
することも多いのです。

清水もそれを感じたことが多々あるはず(笑)

というわけで、
数的優位の戦い方というのは
しっかり共有しておかなければなりません。

それは戦略の部分になるかと思います。

相手が少なくなった=自分達が有利
というイメージから、1割手抜きしてもいいか
というメンタルが発動すると、
大抵やられます。

11人の方　90×11=990
10人の方　100×10=1000

単純計算ですがそういうことです。
だいたい少なくなった方は
退場した選手の分も走ろうとしますから

120×10=1200

くらいになっているかもしれません。

相手が少なくなっても全力を抜かない。
むしろ、そこを突いて
こちらも120%を出していくと
相手がだんだん疲弊していく。

相手の足が止まったなと思ったら
攻め急がずパス回しをしたり
ここという時にスピードアップして
相手がついてこれないうちに
ゴールに迫ったり

清水らしからぬ(失礼)
落ち着きがあったなぁと思います。

相手が少なくなったら
もっと行け、みたいなのが
秋葉スタイルだと思うので
まぁ納得です。

これが、ホームアドバンテージ？

３，手放しで喜べない部分も

とはいえ、気になったのは
高橋選手のスーパークリア、
ポストに阻まれたアダイウトン選手のシュートなど、
かなり危ない場面を多く作られていたのは事実です。
(高橋選手のクリアは、今季ベストプレーに
なりそうな予感がしてますが、どうでしょう？)

結果だけ見れば
群馬戦甲府戦と
4-0、3-0で来ていますので
問題はなさそうに見えるんですけど
決して万全ではなく
不安材料も多い。

スコアで安心せず、
内容に目を向けると
改善点が多々見えてくる。

ですが宇野選手が仰っていたように
勝って改善できるから。

まだまだ、選手同士の連携は高められそうですし
乾選手、北川選手のゴールも見たいですしね。
この2人はどっちかが1点決めたら
2人ともリミッターが外れるのではないかなと
それは私個人の妄想。

あと、個人的な興味なんですけど
もし先制されていたら
ホームでどんな戦いをするのか、
それを見たかった気持ちも
少しありました。

そこで逆転なんかできたら
アウェイ連戦に向けて
少し自信にもなるかなと。

４，というわけで、アウェイ

やることはまだまだありますが
エスパルスは走れるチーム(なはず)なので
夏に強い(希望)

改善点を少しずつクリアしながら
強いチームを作っていって
欲しいなと思います。

この2連勝をきっかけに
無敗で最後まで走り抜けたいです。

2連勝といっても完勝ではなかったので。
いったん手綱を締め直して
アウェイに乗り込んで欲しいですね。

鹿児島での試合は初めて、
とはいえキャンプで行き慣れた鹿児島です。
毎年鹿児島デーとして
清水のイベントを盛り上げてもくださっている。

ホテルもおそらく城山でしょうし、
エスパルスのホームみたいなもんです。

そう鹿児島はホーム(暗示)

自信を持って。
最高の準備を。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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【勝利のリズムへ導くプロスポーツメンタルコーチ Lily】

・独りきりでがんばるアスリートをなくしたい
・すべてのアスリートがメンタルコーチに頼れる世界に
・すべてのアスリートに幸せな引退を

静岡市出身。お茶の水女子大学心理学卒。
清水エスパルスとサッカー、音楽が大好きです。
小～高校まで吹奏楽部。高校野球の応援にも全力。
現在は清水エスパルスのゴール裏で声援を送る生活。

将来有望とされていた若手サッカー選手が
活躍できずに引退してしまう、
そんな姿を見たのをきっかけにメンタルコーチの道へ。

現在は音楽家（プロジャズミュージシャンなど）、
スポーツ選手（サッカー、ビリヤードなど）の
サポートの傍ら、自らの音楽活動も継続。

プロスポーツメンタルコーチ
プロチームメンタルコーチ
NLPマスタープラクティショナー
音楽療法士
リトミック ディプロマA