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国立は静岡でした。(清水‐横浜FC)

2024.9.28  明治安田J2リーグ
第33節 清水 1-1 横浜FC

こんにちは。
メンタルコーチ 兼 清水サポのLilyです。

首位決戦は1-1の引き分け。
楽しかった国立の余韻は冷めやらぬまま
舞台は水戸へ。

こちらもリベンジがかかってます。

1,3年目の国立

エスパルス陣営も随分と国立開催に
なれてきたかなといったところ。

ブンブンジャーとのコラボ
フットークのトークショーなど
既存のサポも、新規のサポも呼び込む戦略。

また常々思っていたホームタウン紹介に
力を入れ始めてくれたのもありがたい。
これはまだまだこれから伸びしろがあると思うので
頑張って欲しいな!

55,598人というJ2最多観客動員も
嬉しいですね。
できれば国立で最多をたたき出したかったですが
発券したのに来ない層が5000人以上もいるとは。
アイスタではたとえ天気が悪くてもそこまではいかないと思うので
そういった計算も、クラブは身をもって感じたかもしれません。

それでもアウェイゴール裏以外
オレンジに染まり
1層から3層まで声を合わせて応援した
この経験はサポーターにとっても
かなり貴重だったと思います。
まさに、アイスタと遜色ない空気感。
まさに、ここは静岡でした。

試合はドローだったけれど
イベントとしてはとても楽しんだ。
というか、時間が足りないと思ったくらい。

去年も書いたけれど、
この国立開催というのが
ただのホームゲームというだけでなく、
選手、観客それぞれに意味がある。

サポーターとしては、
静岡出身者が集まる場所
エスパルスに興味のある人が国立なら、と来てくれる
ブンブンジャーやヤーレンズさんのファンの方が集まる
昔エスパルスが好きだった人たちが久しぶりに集まる

私事だけれど若いころ一緒に見ていた仲間たちは
お子さんが生まれたりして
ほとんどスタジアムに来れなくなってしまったけれど、
みんな関東在住ということもあり
国立なら行こうかな、って足を運んでくれていた。
久しぶりでも一緒に声を出したら
一瞬であの頃に戻ってしまう感覚が嬉しい。

他にも、昔は家族で日本平に行っていました、
今はそれぞれ違う場所に住んでいて、
お子さんは東京に就職、だけどこの日は
昔のように家族で応援!なんていう話も聞いたり。
それもなんか素敵だよね。

それからブンブンジャーコラボなんかで
「生まれて初めてサッカー観戦した!」という人たちが
国立すごかった。サッカー面白いね。
エスパルスの応援楽しかったね!
今度アイスタにも行ってみたいな。
そんな風に思っていただけたのが嬉しいよね。
伏見ガクさんのコラボの時もそうだったけど
お互いを大事にするコラボができるのって
すごい楽しいしみんな幸せになれるから好きです。
ぜひ、アイスタにも来てくださいね!!

選手やクラブにとっては
国立の大観衆に慣れるという意味合いもある。
国立決戦などと浮足立つことなく
ここはホームだという
メンタルアドバンテージを手に入れる。

1年目は完敗。2年目はドロー。
プレーオフでも悔しい思いをして、そして今年。
今年もドローだった。

結果としては同じドローでも、
去年よりも選手たちが頼もしく見えたのは、
私のひいき目だろうか??

2,横浜FCは強かったね

お互いに一瞬の隙からだけの失点と
解説に言われていました。

それでも、負ける気はしなかった。
試合が終わった後の選手たちの顔を見たら
きっと、選手たちは
もっともっと上を見てるんだろうなって思った。

同点に追いついて、喜びもそこそこに
プレーを再開させたのは、
まだ喜ぶには早い、
徳島戦や藤枝戦のように、逆転するぞっていう
そういう気持ちだったんだろうなって。

引き分けで満足するか、
引き分けで悔しいと思うかは、
その試合にどんなつもりで挑んでたか、
どんなつもりで戦ってたかを表すと思うので

あの悔しそうな顔を見たら、
よし、この選手たちをもっと後押しするぞ!
って気持ちになれるってもんだね。

3,昇格か、優勝か

かなり早い段階から、
秋葉監督は優勝してJ1へと
口にしていらっしゃった。

優勝を口にする選手もいた。

長崎戦のドローの後、このドローが持つ意味は
最終節が終わった時に分かると、
私は書いたんだけど
この横浜戦のドローも同じだと思う。

昇格すればいいのか、
それとも優勝したいのか。

それについても、
昇格できればいいと思っていると昇格を逃す(去年のように)
優勝するぞと思っているくらいでちょうどいいと思ってる。

首位にたったことで急に
優勝を口にするファンが増えたように感じた。
それは悪いことじゃないんだけど、
手の届くところに来て
初めて「ほしい」っていうのは
まるで保険かけてるみたいで
"アスリートとしては"少しダサい。

周りが、「そんな夢みたいなこと」って笑っても
本当にできるのかなって正直思ってたとしても
欲しいものは欲しい。
そう思って努力し続けて、
もっと強くなりたいとか上手くなりたいとか
貪欲に求め続けてこそ、
それを手にした時の価値が爆上がるんだし、
たとえそれを手にできなかったとしても
そこまでやってきたという自負が残る。

例えばなんだけど
幻の赤い木の実を探しに冒険に出た勇者が
険しい道や魔物なんかと戦いながら
最後の最後に赤い実のある森にたどり着くのと

なんとなくふらふら歩いていたら
赤い実のある森の前にきていて
「俺は今から伝説の赤い実を探しに行くぞ!」
と言うのとでは、
どちらの物語が面白いかってこと。
そして、どちらの勇者がより成長できているかということ。

もちろん、今のJリーグって
その森までたどり着く事さえ困難なリーグだと思うけどね。

そして、今のエスパルスが描いているのは
(おそらくというか願望ですけど)
昇格、優勝の、その先だと思うんですよね。
そうじゃないと、今までと何も変わらない。
昇格できればいいや、残留できればいいやだと
いつもギリギリ。

J1にいって、ちゃんと戦えるチームにしたい。
そう思っているからこそ、このJ2を駆け抜けることができる。

これはある水泳選手の話だったと思うんだけど、
どうしてもゴール直前で失速してしまい、タイムが伸びない。
だから、ゴールの数メートル先をゴールだと思って泳ぐように
コーチに言われたらしい。
そうすると、ゴールまで全力で泳ぐことができるんだとか。

来年を見ているからこそ、
最後まで走り抜けられる。
だと思うんだよね。

今のエスパルスは、どうなんだろうね。

4,去年のリベンジ、再び。

水戸のスタジアムでは
2016年、2023年と勝てていません。
なかなか思うようにさせてもらえていませんが
こここそ、乗り越えなければならない壁です。

去年は目の前で昇格を決められてたまるかと
徹底的に清水対策をしてきた水戸。

それをも凌駕する戦いができる
チームにならなくては。
J1では、やっていけないでしょ。
この試合のもつ意味合いは
大きいと思います。

2016年は特に風に苦しめられた記憶がありますが
選手のインタビューの中に風の話もあって
ちゃんと分析して対策してるんだなとわかったので
今年こそ、3度目の正直といきたいものです。

あと、去年は最終節ということもあり
かなり緊迫した雰囲気になっていました。
大勢の清水サポーターが水戸に押しかけて
スタジアムの雰囲気が異様でした。
その空気には、少し悲壮感すらあって、
大丈夫かなと思ったことを覚えています。

もちろん昇格がかかっていることは
今年も変わりありませんが
選手たちがその先を見据えてくれている(はず)なので
変に意気込みすぎることなく、
ただただ、目の前の試合で勝ちたいという気持ちだけ
あればよし。
ひとつずつ、勝っていくのみです。

他の会場の結果は関係なく。
ただただ、私たちは今自分がやれることを。

私はどの試合で昇格が決まっても
構わないと思ってます。
だって私たちは残り5試合
全部勝ちたいと思っているのだから。
そしたらいつか必ず昇格する。
そして目指すところは、もっと先にあるのだから。


肩の力抜いて
おれっちらしく行こうぜ。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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【勝利のリズムへ導くプロスポーツメンタルコーチ Lily】

・独りきりでがんばるアスリートをなくしたい
・すべてのアスリートがメンタルコーチに頼れる世界に
・すべてのアスリートに幸せな引退を

静岡市出身。お茶の水女子大学心理学卒。
清水エスパルスとサッカー、音楽が大好きです。
小~高校まで吹奏楽部。高校野球の応援にも全力。
現在は清水エスパルスのゴール裏で声援を送る生活。

将来有望とされていた若手サッカー選手が
活躍できずに引退してしまう、
そんな姿を見たのをきっかけにメンタルコーチの道へ。

現在は音楽家(プロジャズミュージシャンなど)、
スポーツ選手(サッカー、ビリヤードなど)の
サポートの傍ら、自らの音楽活動も継続。

プロスポーツメンタルコーチ
プロチームメンタルコーチ
NLPマスタープラクティショナー
音楽療法士
リトミック ディプロマA

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