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集中力(清水‐鹿児島)
2024.8.24 明治安田J2リーグ
第28節 清水 1-0 鹿児島
アプドゥル アジズ ヤクブ
1位
こんにちは。
メンタルコーチ 兼 清水サポのLilyです。
1,芝と花火と湿度とアウェイ
31度、72%の湿度。
ピッチコンディションも良いとは言えない中、
選手たちもボールの扱いに
苦戦しているように見えました。
清水は足元を使いたい選手が多いですからね
ピッチコンディションにより
精度が大いに左右されます。
乾選手や吉田豊選手など、
珍しいミスをしていましたので
よほどやりにくかったのかな?と
感じました。
また当日は九州最大の花火大会が
催されており、
ちょうど試合中に花火が上がるという、
集中力を保つのが
困難な雰囲気だったかもしれません。
とはいえ、
バックスタンドで応援していた私は
そこまで音も聞こえませんでしたし、
角度的に花火はほとんど見えなかったので
サポーター的には、
それほど大きい影響はなかったと思います(笑)
選手も必死に戦っていますから、
気にしている暇はなかったでしょうね。
さて、アウェイで勝ち点を積めなかった時期は
ピッチをうまく使えない、
相手に対策されているなどで、
苦戦している間に
一瞬の隙をつかれるような
失点を重ねていました。
今回も相手にゴールに迫られたりする中
スタメン復帰の蓮川選手と
めちゃくちゃ走っていた住吉選手のカバーの
おかげで、無失点で凌いでいました。
特に住吉選手は攻守に大活躍。
拮抗した試合の安定感は素晴らしいですね。
先に失点しなかったというのが大きいです。
先に失点するとサポーターが挙動不審になり始めるので。
一時、相手に勢いが出て
サポーターのボルテージが上がった時に
ヒヤリとしたのですが
それでもイライラしたりせず
(サポーターも、選手も)
やり続けることができたので、
流れを相手に渡さずに済んだ。
そんな気がします。
我慢強く、自分たちから崩れない。
まさに、今の清水のテーマかもしれないですね。
2,ホームスタジアムのように
鹿児島といえば、
シーズン始まりの鹿児島キャンプ。
長期滞在する城山ホテルはそれこそ
我がホームといえます。
また鹿児島デーという
清水にとって大事な試合もあります。
勝率が良く、イメージも良い。
またキャンプ繋がりで
鹿児島後援会もあり、
鹿児島県民にも清水を応援してくださる
方がたくさんいます。
そんな中で「鹿児島は第二のホーム」
と秋葉監督が仰ったのも、
ある意味戦略かもしれません。
私もそう思っていましたしね。
ただしこれはこの1試合だけ使える技。
ただアウェイで勝てた、という
イメージを持って次に繋げられるのは
良いと思います。
できれば2連勝して、
悪いイメージを払拭できるといいのですが。
特に徳島にはホームで唯一の引き分けを
喫しており、
このままで引き下がるわけにはいかない
というのが、負けず嫌いな私の本心です。
と、週初めに書いていたのですが
台風の影響により試合が延期になりました。
個人的にはいいペースを崩さず今週も試合があればと
思っていたのですが、自然災害ですから
こればかりは仕方ありません。
特にまた静岡県内で大雨の影響が出ています。
心配なところです。
選手も、サポーターも、安全第一。
いのちだいじに、ですね。
3,切望されるゴール
名前をあげなくてもお察しいただけると
思いますが、
この選手にゴールが生まれてほしい。
と思ってる選手が2人います。
1つゴールがうまれれば、
肩の力が抜けると思うのですが。
大きく枠を外すときもあれば
しっかり枠内を狙ってくる時もあって、
相手のゴールキーパーに阻まれたり、
とにかく0ではないんです。2人とも。
もちろん決定的な仕事をしなければならない。
それだけの選手である、ということは重々承知の上で。
でも、私が彼のメンタルコーチなら、
今のままでいいよと言うと思うんです。
90分、ずっと100%であるのが理想だけれど
ゴールだけが仕事じゃないから。
このプレーも、あのプレーも、すごく良かった!
それを続けていたら、その延長線上にゴールもあるはずだよと
伝えると思うんです。
次、ホームになったので、
少し気負いを減らして。
ホームの後押しを味方につけて。
アシストでもゴールでも、囮でも、なんでもいい。
ゴールに絡んでくれたら、十分だと思うのです。
その先に、ゴールというご褒美がある。
甘い、というお叱りは甘んじて受けます(私が)
ただし、選手に直接言わないでください。
選手に言っても、いいことなんて1つもありませんよ。
ゴールを願うのであれば、静かに見守ることです。
4,締め方はそれでいいのか?
1‐0という試合、久しぶりですね。
1‐0で迎えたアディショナルタイム6分、
これは時間を使っていくだろうと思っていたのですが
ゴール裏から湧き上がるゴールコール、
コーナーではキープしたのに
スローインでなぜかゴール前に行こうとしたり
守るのか、攻めるのか?と思いました。
鹿児島はロングボールを使い、
ワンチャンスを狙ってきていましたので
締め方それでいいの?と思っていました。
考えられることは二つ。
①ロングボールを蹴られても、
蓮川選手、住吉選手、高木選手の3人で守り切れるという勝算があった
②時間を使うという選択肢を忘れていた
ちなみにゴールコールは、
選手たちがコーナーキックで
ボールキープをしているのを見て
慌ててストップしていました。
そのコーナーも、矢島選手が呼んで初めて
他の選手が寄って行ったので、
攻める気でいたのかなと思います。
攻め方、守り方、の意思統一は
どうなっているのか、少し不安に感じたのは
私だけでしょうか?
残り11試合になり、今後は勝ち点3がより大きな意味を持ってきます。
泥臭くても、愚直に勝ち点3を守りに行くというのが
私が監督だったら指示するんですけど、
どうなんでしょうね。
まぁ大事なのはチームの中での意思統一です。
攻めるにしろ、守るにしろ、選手によって
矢印の方向がずれているとそこに隙ができます。
ちょっと話し合った方がいいかなと思った事案でした。
さて、徳島戦が延期になったことで
1週空きました。
暫定首位も明け渡しました。
ペースを崩さず、長崎戦に向かいましょう。
ある意味、鹿児島戦より
集中力が求められるかもしれません。
長崎といえば、
前半戦でいきなり完敗した相手です。
だからこそ、燃えます。
やられっぱなし、シーズンダブルは絶対に嫌。
さて、ここから毎試合正念場ですよ。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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静岡市出身。お茶の水女子大学心理学卒。
清水エスパルスとサッカー、音楽が大好きです。
小~高校まで吹奏楽部。高校野球の応援にも全力。
現在は清水エスパルスのゴール裏で声援を送る生活。
将来有望とされていた若手サッカー選手が
活躍できずに引退してしまう、
そんな姿を見たのをきっかけにメンタルコーチの道へ。
現在は音楽家(プロジャズミュージシャンなど)、
スポーツ選手(サッカー、ビリヤードなど)の
サポートの傍ら、自らの音楽活動も継続。
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