小学生が楽しくお受験勉強するためのtips
1. 大抵の勉強はつまらないところから始まる
―子どもが勉強しない。
こうした悩みを持つ親御さんは多くいらっしゃると思いますし、お子さん自体も勉強が嫌いということもよくあると思います。
でもそれは当たり前、ごくごく普通のことで悪いことではありません。
理由は二つ。
「勉強という作業自体の面白さが分からないから」もしくは「勉強をした先のゴールが見えないから」が大きいものになっています。
人生で初めて教科書を読んだとき、膨大な文字量を読むのが苦痛だったことを覚えているでしょうか。
勉強をする時には、情報を得る・理解する・使うという3つの作業が発生します。その労力だけでも大変なのに、何のために役に立つのかも分からないものを義務だからという理由で勉強させられるのは誰でも苦痛でしょう。
じゃあ、どうすればいいのか。
全てを面白いものに変えていけばいいのです。
2. 勉強をどうやって面白くやるか
まずは、勉強という作業自体をどうやって面白くするかについてお話します。
①情報を得る
多くは読むこと、もしくは聞くことから始まりますが、全てをだらだらと読み聞きするのは忍耐が要ります。
そこで、ポイントなどは付箋や画用紙に書いて、家の壁(特にリビングとトイレ)に貼ると良いです。
長めに滞在する場所で目線の高さが合うところに貼ると勝手に目に入ってくるので読んでしまい覚えてしまいます。
また、ソファや椅子の上に本などを置くというのもあります。導線上に置き、自然に手に取るようにしてしまうのです。
「さっき見てたのは・・・」と話題にすることで、馴染みあるものや日常会話となり拒むことがなくなってきます。
②理解する
覚えたことは、クイズに出してみると良いです。英会話もそうですが、音声にして自分の言葉にするのが一番の習得法になります。
逆に理解をしていなければ言葉にして話すのは難しいということ。
こちらからなぜ?と繰り返し聞くことで確認しながら覚え、本人の理解に繋がっていきます。
③使ってみる
理科の実験や家庭科の料理の授業を覚えているでしょうか?
実際に火をつけたり、食材をグラムで測って用意したりすることで体験となり身体が勝手に覚えているという経験があるかと思います。
こうした学校の授業でやるようなことを、週末に家族でやってみるというのもとてもおすすめです。
ちなみに仕事もそうですが、勉強そのものが面白いと感じるのは身近に自分ごととなる時ではないでしょうか?
小学生の時、父親が「理科なぜどうして」という身の回りの化学の本をシリーズで一冊ずつ買ってくれたのですが、なめくじに塩をかけると縮むというのを知り、実際に塩をかけた経験があります。※現代では動物保護の観点から推奨できない場合もありますのでご容赦ください
これは調理をする時に野菜に塩を振るとしんなりするのと同じ原理です。
どうでしょう?こうして少しずつ紐解いていくと最初の抵抗感が少なくなってくるのではないでしょうか。
以上が今日のお話です。
お読みいただきありがとうございました。
次回は「何のために勉強をするか」について書きますので、勉強の面白さの本質について触れていきたいと思います。
またどうぞよろしくお願いいたします。
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