見出し画像

【海外ドラマ】『ボーイ・ミーツ・ワールド』ファンを増やしたい。

このページをご覧いただき、ありがとうございます。
NHK教育テレビを観て育った黒木りりあです。

もしも自分の家の「お隣さん」が担任の先生だったら、みなさんはどうしますか?仲良くしますか?それとも、反抗的になりますか?
そんなシチュエーションのドラマ、『ボーイ・ミーツ・ワールド』を覚えていらっしゃる方はどれくらいいますか?そんなに多くはないのではないかな、と思っています。
20年前に当時のNHK教育テレビで放送されたこの作品。地上波では一度放送されたきり。ビデオやDVDも出ていない。謂わば幻の名作だったこの作品。幻過ぎて友人におすすめすることもできなかったのですが、なんとディズニープラスで配信がスタートしたことで、簡単に視聴することができるようになりました!
ということで、今日は『ボーイ・ミーツ・ワールド』の布教をしたいな、と思います。


『ボーイ・ミーツ・ワールド』とは?

『ボーイ・ミーツ・ワールド』は1993年からアメリカで放送されたホームコメディドラマ(シットコム)です。本作は全7シーズンまで続いた人気作です。
物語の主人公はちょっぴりわんぱくでいたずら好き、けれども心優しい少年コーリー・マシューズ。時に厳しく、家族愛に溢れた父アランと、いつだって特大の愛情で包み込んでくれる母エイミー、イケメンだけどどこか抜けている兄エリックに生意気盛りの妹モーガンの5人家族で育ったコーリー。クールな親友のショーンに憧れてやんちゃをしては、担任の先生であるフィーニー先生に怒られることはしょっちゅう。そんなフィーニー先生はコーリーの隣の家に住んでいて、学校でもプライベートでも毎日顔を合わせる仲。そんなコーリーの日常生活をコミカルに、時にシリアスに描いたドラマです。

唯一無二の友情

『ボーイ・ミーツ・ワールド』の魅力の一つが、コーリーとショーンの友情。愛情たっぷりな賑やかな家庭で育ったコーリー。対照的にショーンは時にはトレーラーパークで暮らしたり、ある時には両親がいなくなってしまったりと複雑な家庭環境で育ちます。

イイヤツだけれども、どこかいけていないコーリーにとって、クールで飄々としたショーンは親友でありながら憧れの存在ですが、そんなショーンは心の奥底では自分にはないものを持っているコーリーに憧れています。
正反対の二人だけれども、どんな犠牲を払おうともお互いのために正しいと思うことをする二人の唯一無二の友情は、この作品の最も美しい部分です。

さまざまな愛の形

『ボーイ・ミーツ・ワールド』では様々な愛の形が描かれており、その全てが大切であることを教えてくれます。家族の愛情、友人同士の愛情、師弟愛、そして恋愛感情。

シリーズの中心となるロマンスは、コーリーと彼の幼馴染みトパンガとの恋愛模様です。異性を遠ざけたい小学生時代から、意識し始める思春期、気を引きたくなる青年期、そして将来を考えるようになるまで、二人は隣で共に成長していきます。それぞれのライフステージならではの悩みが等身大で描かれていて、二人がもがきながらも愛情を深めていく様は誰もが応援したくなり、見守りたくなるでしょう。

恩師の金言

『ボーイ・ミーツ・ワールド』の最大の特徴であり魅力となるのは、コーリーとフィーニー先生の関係です。フィーニー先生はコーリーの成長に欠かせない存在です。真面目で厳しそうに思えるフィーニー先生ですが、非常に思慮深くて優しく、時にチャーミングな魅力に溢れたキャラクターです。
フィーニー先生はコーリーに世界の様々なことについて考えさせます。それは時に身近なことだったり、とても壮大なことだったり。人生を生きていくのに大切なことを、フィーニー先生はいつも教えてくれます。
子供の頃は、ドラマを見ながらコーリーと一緒にフィーニー先生の問いへの答えを探していました。そして、フィーニー先生から色んなことを学びました。大人になってから改めてこのドラマを観ても、未だにコーリーと共に答えを探したり、フィーニー先生の言葉にはっとしたりする自分に気づきました。
『ボーイ・ミーツ・ワールド』は30年近く昔の作品なので、少し古く感じる部分もあります。ですが、人生を生き抜くためのヒントに、時代は関係ありません。いつ観ても気付きを与えてくれる、そんな作品であり、それこそがフィーニー先生の教えだと感じます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも『ボーイ・ミーツ・ワールド』が気になった方は、一度で良いので作品を再生してみてください。人生にとって無駄な時間にならないと思います。

興味のある話題がありましたら、私の投稿にもまた足を運んでいただけますと幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!

黒木りりあ
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはより充実したnote記事作成のために、大切に使わせていただきます!!