【侍ジャパン観戦記】2022ハーレム・ベースボール・ウィーク🇳🇱(経緯&旅程編)
こんにちは、Yukiです!久しぶりのnote更新です、ご無沙汰してます。
表記の通り、オランダまで野球を見に行って来ました。
あまりに濃い滞在だったので、観戦記を連載して記録に残してみます。
第1弾は、どうして見に行こうと思ったのか&旅行全体を振り返る内容です。
なぜ行こうと思ったの?
2022年、春頃にふと思ったのです。
「オランダで野球を見てみたいな」と(笑)
大学野球観戦の遠征でハードルが高いものといえば
🇺🇸アメリカ開催の日米大学野球
🇳🇱オランダでのハーレム・ベースボール・ウィーク
の2つではないでしょうか。
実はもともと、いずれ見に行ってみたいと思っていました。
知り合いに現地で観戦している人もいましたし、渡航できたら人生の良い思い出にできそうだなと。
普段から1人でも海外に行く私、2020年3月にトライアスロンの大会に出場するためにニュージーランド🇳🇿に行った以来、海外に行きにくい情勢が続いていましたが、ようやく出国&帰国できそうな雰囲気になり。
そして、せっかく行くなら立教関係の選手が出場するタイミングで見に行きたいと思っていまして、代表選考の行く末を気にするようになります。
代表選考と渡航の手配
時系列で振り返ると、、、
・2021年12月 大学代表候補 強化合宿
→山田、道原、宮が参加
…この頃は、まだ本当に国際大会を開催できる情勢なのか見通し立たず
・2022年3月 トップチーム台湾戦中止
→山田がNPB選手に交じり選出
…この辺りで「オランダまで行こうかな」と考え始める
・2022年6月上旬 大学代表候補発表
→山田、荘司が選出
…アムステルダムのホテルを仮予約する
…野球以外のヨーロッパの予定を検討した上で航空券を手配する
・2022年6月下旬 大学代表決定
→山田、荘司が選出
…野球を中心に滞在することが決定したのでホテルを本予約。
という流れ。
さすがに野球だけを目的にすると、日本代表選考結果次第では(立教ファンとしての側面で)楽しみきれないかもしれないと思っていたので、ホテルや航空券を確保してから選考発表まではドキドキの期間でした(笑)
さて、今回の渡航は🇦🇪エティハド航空(アブダビ乗継)を選びました。
・🇳🇱KLM直行便は以前はデイリー運航だったものの、感染流行の影響で成田便はソウル経由の週2便まで減便、さらに戦争の影響で南回りで時間がかかる上に割高ということで選択肢から外れます。
・中東の航空会社を見ていたら、🇦🇪エミレーツと🇦🇪エティハド、🇶🇦カタール航空が価格や乗継が良さそうで、結果的にエティハドにしました(ANAのマイルも貯まるし)。産油国の燃油サーチャージの安さには助けられます。
また、結果的にではありますが、トランジットがヨーロッパでないことは本当に良かったです。
欧州の急激な旅客需要回復に、空港側の供給が追いつかず、各地のハブ空港でチェックインに長時間かかるほか、ロストバゲージも多発。
今回の日本代表は🇫🇷パリ(シャルル・ド・ゴール)での乗り継ぎで、実際に往復ともロスバゲが発生してしまったそうです。
予定たくさんの旅程
筆者はトライアスロンにも取り組んでいるのですが、ふと思いました。
「7月のヨーロッパに行くのだから、ツール・ド・フランスを見に行けるのでは!?」
世界最高峰の自転車ステージレース。
7月に3週間かけて行われるツールですが、調べているとハーレム開幕の2日前、7月6日の第5ステージが、フランス🇫🇷のリールをスタートするコースと分かりました。
リールはベルギー国境の街で、学生時代にリール在住のフランス人の友人を訪ねたこともある街。
アムステルダムからも鉄道でブリュッセル経由でアクセスしやすいこともあり、見に行くことに。
さらに、トライアスロンのチームメイト(自転車メーカー勤務歴あり)が日本から同行して見に行きたいとのことで作戦会議。
アムステルダム滞在中はほぼ別行動なものの、競技用の自転車を日本から持参して、オランダでサイクリングしようという計画までまとまりました。
旅程
7/4 月 ✈️成田→アブダビ🇦🇪
7/5 火 ✈️アブダビ🇦🇪→アムステルダム🇳🇱/🚆→ブリュッセル🇧🇪
7/6 水 🇫🇷リールへ日帰り【🚲ツール・ド・フランス観戦】
7/7 木 🚆ブリュッセル→アムステルダム
7/8 金 ⚾️VSキュラソー🇨🇼
7/9 土 ⚾️VSアメリカ🇺🇸
7/10 日 ⚾️VSキューバ🇨🇺(午前中に地元のサイクリストと練習🚲)
7/11 月 🚲世界遺産キンデルダイクを経由、ロッテルダムまで100kmライド
7/12 火 ⚾️VSイタリア🇮🇹
7/13 水 ⚾️VSオランダ🇳🇱(同行者が先に帰国)
7/14 木 ⚾️VSオランダ🇳🇱(準決勝)
7/15 金 ⚾️VSアメリカ🇺🇸(3位決定戦)(午前中にPCR検査)
7/16 土 🚆ドイツ🇩🇪(ケルン他)へ日帰り旅行
7/17 日 ✈️アムステルダム→アブダビ
7/18 月 ✈️アブダビ→成田(→帰宅→⚾️都市対抗)
オランダで感じたこと
7月のオランダは緯度が高いこともあり、夜は22時くらいまで十分明るく、23時を過ぎても夕闇の空模様。
空気も程よく乾燥し、朝晩は長袖が必要なくらいの涼しさ。東京の蒸し暑さと比較し、あまりにも過ごしやすい気候でした。
また治安も、過去にヨーロッパ8ヵ国を回った中では最も良かったように感じます。夜も明るいので安心して繁華街も一人で歩くことができました。
町全体が花や緑に囲まれて、汚い部分はほとんど見た覚えがないです。
そして何と言っても自転車大国。どの道にも自転車道が整備され、駅にはもちろん駐輪場が整備されている他、レンタサイクルも充実。
自分の自転車を持って海外旅行するならどこがおすすめ?という質問には、これからは真っ先にオランダと答えようと思います。
坂がほぼないフラットな地形ということもあり、サイクリングが本当に楽しかったです。
平時と違う入国の条件
この情勢での渡航は証明書の提出があったり、帰国時の検査次第では帰って来られないリスクもありました。
☆オランダ入国時
・ワクチン接種済み証明書の提出
区役所で海外用の書式で事前に発行いただきました(無料)。
マイナンバーカードからも電子申請可能だったらしい。
飛行機に乗る前に航空会社に電子提出することで無事に通過。
☆日本帰国時
・現地出国72時間以内の陰性証明書の提出
検査結果を指定様式で発行いただけるクリニックにてPCR検査。
空港近くで受けられましたが、€170(約24,000円)と高かった。
メールで届いた結果を専用アプリに事前登録して検疫を無事に通過。
なおオランダからの帰国は隔離なしに指定されていたため、無事に帰国日に東京ドームで都市対抗野球大会を見ることができました、一安心。
今回は春頃から会社にも「7月前半は海外に行く可能性あります」と伝えつつ、出張やアポを調整したり、渡航時にリモートでできる仕事を整理し、実際にオランダのホテルからも本業の仕事に取り組む時間もありました。
業務量を調整していただいたチームメンバーに改めて感謝していますし、同僚が同じようなことをしたいという時には、快く送り出せるよう後押ししたい気持ちでいっぱいです。
次回予告
大会概要や球場アクセスなど、日本で一番詳しい大会ガイドを作成します!
いつかオランダで日本代表を応援したいという方に、痒い所に手が届く内容を書けたらと思いますので、乞うご期待!
<おまけ>
今回のヘッダー写真は、アムステルダム滞在最後の夜、21時過ぎの中央駅のホームにて撮影したもの。ドイツ観光を終えて、ホテルへ向かう列車に乗り換える時に、西陽射すホーム上に2人。素敵な光景でした。