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harunomegami

夢想に耽る、 白銀の霧の向こう、 縁取るような黄金の 施されたレースの刺繍、 青く澄んだ水辺と煌めき、

空と霧は溶けあい、 音もなく形を無くす 刻一刻と変化する空の色は 色彩の魅惑 私達を 果てしない旅へといざなう

透明な森の奥で今日を閉じよう、 ここはどこかで わたしだけは わたしの居場所を知っている、 愛しい深さは眠気を誘う、 仄かに浮かんだ月と冬の木の葉は、 すれ違うものたちの事を考えた

何も映していないような、 そうでもないような そんなぐれいの眼、 優しさと諦めは紙一重、 だから月光は心地よいのね、 今宵の紺色の下に隠したことは 秘密にしたまま

有限な時間にこそ成り立つ だから儚さは美しいのだと知りました。 いつかは溶けて消えるものだとしても たとえば夜眠りにつく頃、 夏至、肌寒さの残る気温のなか、 雨上がりの散歩道を歩いている。 道端からふっと香る野花の香りのように 静かに鮮明に蘇り色彩られていきました。

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