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【読むと貯金したくなる本】バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

この本を手に取ったのは、気まぐれでした

Kindle Unlimitedで本当にたまたま、読み放題にあっただけの本です

実はわたしは「金持ち父さん、貧乏父さん」や「夢をかなえるゾウ」といったお金持ちになりたい人が好きな本が全く刺さらないタイプです

だからきっとこの本も同じような本なのだろう、と手に取ったんですがあの時はこんなに大切な本になるとは思いませんでした

バビロンとは?

最近だとFGOとかのゲームにもでているので、効いたことある人もいるのではないでしょうか

そう、あのバビロンです

バビロンとはメソポタミア地方に存在した古代都市で、紀元前2334年頃には記述にありました

紀元前と言われるとイメージが湧きにくいんですが、日本だと縄文時代にあたります

その頃からバビロンの人たちは農耕はもちろん、貿易をしたり、城壁を作ったり、神殿を建築したりして世界最大の都市となりました

4000年前から私たちが変わってないことを教えてくれる

バビロニアの首都であるバビロン、そこで大富豪となった人が何をやったのか、どう考えて行動したのかが物語として語られています

貯蓄の借金返済に関してまとめると、ほぼこの3点だけです

  • 収入の1割は貯蓄しろ

  • 更に2割は返済にまわせ

  • 残りの7割で生活をしろ

その後に財産をどう使うか、どう増やすか、どう残すかについて書いてあります

バビロン大富豪の教えの良いところ

良いところは沢山あるんですが、個人的にここがぶっ刺さりました!という点をあげようと思います

様々な自分物視点でのストーリーがある

最初の主人公は貧乏でちょっと借金している職人で、この人がお金持ちにどうしたらお金が貯まるのか聞いて実践する話です

失敗はありながらも大富豪になったのですが、この本のすごいところはここで終わりではないところです

  • 最初のストーリーで大富豪になった男が先生となり知識を広める

  • 一度は借金を抱えて犯罪を犯して奴隷になった男が、機転とチャンスを活かして国に戻って頭を下げながら借金を返す

  • 大富豪の息子が親の遺産があるからと働かない、そんな中で親の友人でありビジネスパートナーの男性が大富豪の教えを話す

つまり色んな立場からの見え方、をこの本は教えてくれます

借金をしているときや底辺労働の絶望感

これは借金したからこその共感かもしませんが

  • 明日暮らしていくお金がない絶望

  • 底辺暮らしから抜け出せない絶望

  • 人から信用されない絶望

こういったどん底にいるから感じる絶望が描かれている点が、借金返さなくては、貯金をしなくてはという気持ちにさせてくれました

バビロン大富豪の教えで刺さらなかった部分

大富豪が家を買うシーンがあったのですが、おそらく当時は賃貸の家というものがあまりなかったのでしょう

家族とその人たちが住む家があることが、何よりも幸せという価値観のありきのストーリーだと思います

また時代が4000年以上前なので、どうしても投資の話なんかは参考にしにくいので、イメージがつきにくいと思います

最後にこの本を読まなくても方がいい人もいると感じました

借金まみれで貯金が下手な私は、この本で人生が変わるほどの衝撃をうけましたが、そうではない人には取るに足らない内容だと思います

  • 定期的にお金を貯めることができて、適度にお金を使える人

  • 資産があるけど働くのが好きでたまらない人

バビロンの教え関連の本はいくつかある

文字を読むのが好きな人は、最初にあげた小説版 バビロン大富豪の教えが一番読みやすいと思います

またKindle Unlinitedの初月無料or3ヶ月99円のキャンペーンをやっているので、3ヶ月だけ!と決めて本を読んでみるのもいいと思います

ちょっと文字を読むのは苦手だ、時間がないという人や本を読んですごく良かった!という人は

現代のことも織り交ぜてあり、さくっと読める漫画版もぜひ読んでほしいです

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