世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 - 得意なことを見つけよう -
今回は、前回書かせていただいたこちらの記事の続きです。
ワークを通して見つけた、私にとっての「大事なこと」は以下の通りでした。
今回は、第2回目として「得意なこと」について書いていこうと思います。
第2セクション「得意なこと」
著者である八木さんによれば、「得意なこと」とは「クセ」のようなものだそうです。無意識のうちにやってしまう思考・感情・行動のパターンを言います。
いつも〜している、という表現で表されるような、頭と心のクセ。それに気付くためには、しっかりと自分を振り返る必要があり、個人的にはこの得意なことの発掘作業が一番難しかったように思います。
ワークが5つあるのですが、私は最初この5つではうまく答えを出すことが出来ませんでした。腹落ちしないというか、「自分自身がどうにかできることではないこと」=「他人に頼るしかないこと」で溢れてしまったからです。
なので、巻末についている追加ワークで再考することにしました。
① 小さい頃から得意だったこと、昔は得意だったことは?
文章を書くことや、ノートをまとめること。
ダンスや歌を覚えること。
昔から小説を書いたりしていましたし、ノートのまとめ方は友人たちに絶賛されていました。写真をコラージュしたりするのも結構得意です。
ダンスに関しては、昔K-POPのカバーダンスをやっていたのですが、その振りを覚えるときは必ず頭の中で覚えてから、実際に踊ってみるという順番でした。頭で振りを入れられたら、体は自然と動くという感じです。
② 意識しなくても上手くできることはなんですか?
私は「思考の過程を、筋道立てて人に説明する」ということが出来る方だと思います。
私は医療事務ですが、スタッフに治療内容を教える時は「この検査はこういう理由で行われる。その結果からこういうことが疑われる。だから次はこの時期に、こういう検査をするんだよ」と筋道立てて教えています。
私自身、根拠を明示されずに「とりあえずこれ覚えて」と言われるのが苦痛で仕方ない人間です。なので無意識にそういう教え方をしていたのですが、これは当たり前に皆が皆やれることではないのだと気づきました。
これが出来るからこそ、「ちむさんの教え方はわかりやすい!」と言ってもらえるのだと思います。
③ これまでの人生で夢中になっていた時期は?その時期はどんな環境にいた?
私は、新しいことに挑戦し始める時はいつもそのことに夢中になります。
ダンスで新曲を覚え始める時、韓国語を一人で学び始めたときなど、ゼロから新しい情報をインプットする過程がとても好きで、そのことに熱中します。そういう時は思う存分インプットさせてくれる(誰もそれを止めない)環境だったらなぁと思うことも多々。
④ これまで周りの人に感謝されたことは?
ちむさんに教えてもらえて仕事がよく分かった、楽しかった。
ちむさんみたいになりたかった。
今は退職をしてしまったスタッフが、私にかけてくれた言葉です。私のようになりたいと言ってくれる人がいるなんて思ってもみなかったので、とてもとても嬉しかったですし、私の教え方は間違ってなかったと思った瞬間でした。
⑤ これまでで一番の挫折・後悔はなんですか?
これは大きな後悔なのですが、私は大学に入る時や大学3年で就職活動を始めたときなどの、自分の人生を大きく変えられる時期に自分のことを考えてこなかったことに大きな後悔があります。
県外の大学に行こうとか、就職活動の時にとことん自己分析をしてみるとか、そういうことが全く出来ませんでした。自分を知るための努力をしてこなかったことは大きな後悔で、だからこそ今になってポジウィルを通して自己分析・自己理解に真剣に向き合っている次第です。
これ、全部の思考過程を残そうかと思ったんですが、20個も項目がありました(笑)ものすごく長くなりそうなのと、ある程度共通の答えが出てきていたので省略します。
ワークから見えた「得意なこと」
八木さんは、ワークから見えた「得意なこと」を長所として使うと仰っています。
私が見つけた「得意なこと」には以下のことが挙げられました。
これらの中から、自分が実際にやっていて充実感があり、そして成果につながるものをピックアップします。私が抜き出した項目は以下の通りです。
まとめ
得意なことを考えるのは、思った以上に難しかったし時間がかかりました。
日常的に使う「得意」という言葉とは少し考え方が違っていましたし、無意識なクセだからこそ、日常の行動からそのクセを見つけ出すためには自分を客観視しなければいけないなと感じました。
正直なところ、前回見つけた「価値観」の時ほど、今回の「得意なこと」に関しては100%しっくりくるという感じではありません。
間違ってはいないと思うのですが、「得意」という考え方(言葉自体?)が自分の中にしっくりきていない感じもします。
どちらかと言えば、得意というより「どの場面(環境)でも発揮できる自分の良さ」みたいなものなのかなと思います。そう考えると納得いく答えかもなとも思います。
今回は「得意なこと」について書いてみました。
前回に引き続きかなり長い記事になってしまいましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
最後は「好きなこと」について記録をしたいと思います。
終わり!